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ラグビー用語集:あ行
ラグビー用語集「あ行」
アーリーエンゲージ
アーリーエンゲージとはスクラムでレフリーの「クラウチ・バインド・セット」の掛け声の「セット」よりも早く組んでしまう反則のこと。相手ボールのフリーキックで再開する。
詳しくはこちら>アーリーエンゲージとは【スクラム関連/ラグビーのルール解説】
アーリータックル
アーリータックルとは相手がボールを持つ前にタックルに入ってしまう反則のこと。相手ボールのペナルティーで再開する。タックルを受けた選手は受け身の準備が出来ていないため非常に危険なプレーであり、シンビンになることが多い反則である。
詳しくはこちら>アーリータックルとは【ボールを取る前/ラグビーのルール解説】
アーリープッシュ
アーリープッシュはスクラムでボールが入る前に相手チームを押してしまう反則のこと。相手ボールのフリーキックで再開する。
アウトサイドセンター
アウトサイドセンターとは第二センター(背番号13番)のポジションを指す。特徴としては、体が大きく強い選手が多い。大学ラグビーレベルではアタック専門と言わんばかりの突進力と共に派手なノックオンをする選手がいたりすることもある。
相手のディフェンスラインを突破するラインブレイカーの役割を担っている。
アヴィロン・バイヨンヌ(Aviron Bayonnais)
アヴィロン・バイヨンヌとはTOP14に所属するラグビークラブのこと。フランスのバイヨンヌが本拠地。元日本代表の村田亙選手が所属していた。
アクシデンタルオフサイド
アクシデンタルオフサイドとはボールを持っているプレイヤーが、ボールを持っていない味方に衝突する反則のこと。相手ボールのスクラムで再開。故意ではない故に「あっ!やっちゃた・・・」という雰囲気になることが多い。
詳しくはこちら>アクシデンタルオフサイドとは【あっ!/ラグビーのルール解説】
アジアラグビーチャンピオンシップ
アジアラグビーチャンピオンシップとはアジアラグビーが主催となり4月から6月の間に開催されるラグビーの国際大会。アジア諸国のラグビーのレベルアップを目的として2015年にスタートした。
アップアンドアンダー
アップアンドアンダーとはボールを高く蹴り上げて、キャッチする相手選手の着地タイミングに合わせてタックルに入る戦法のこと。南アフリカが2019年のラグビーW杯で多用していた戦法。これを多用するチームは殿様ラグビーと呼ばれることもあり、フォワードが強いチームが多用する傾向にある。見ている側として多少ヒヤヒヤする展開である。
アドバンテージ
アドバンテージとはどちらかのチームが反則した際に試合を止めずに続行すること。反則してないチームはもし攻撃に失敗したとしても「反則が適用されるという保険がある状態」のため思い切って攻撃を仕掛ける事ができる(反則を犯していないチームは優位な状態でプレー可能)。
詳しくはこちら>アドバンテージとは【なぜ続く?/ラグビーのルール解説】
アドバンテージオーバー
アドバンテージオーバーとはアドバンテージが解消されること。反則を犯していないチームが、アドバンテージを十分に活用したとレフリーが判断した際に「アドバンテージオーバー」の掛け声と共にアドバンテージが解消される。解消する場面としては、アドバンテージの状態にあるチームが大きく前進した時や、ピンチとなる場面を脱出した時など。
詳しくはこちら>アドバンテージとは【なぜ続く?/ラグビーのルール解説】
アライビングプレーヤー
アライビングプレーヤーとはタックルが成立した時に後から入ってくるプレイヤーのこと。
アンクルタップ
アンクルタップは相手の足首やスパイクに手を掛けて行うタックルのこと。独走状態の選手がよくされるタックル。タックルには入れる距離ではないが、腕を伸ばせばギリギリ届く場面で使うことが多くアンクルタップが起こると会場がザワめく事が多い。結構技術がいるタックル。
アンコンテストスクラム
アンコンテストスクラムとは押し合いをしないスクラムのこと。プロップとフッカーの選手が控えの選手も含めて怪我をして退場した場合、危険なためアンコンテストスクラムとなる。別名ノーコンテストスクラム。
プロップとフッカーはラグビーのポジションでも専門職となるのでスクラムを組める選手は事前に申請されている。滅多にないが登録された選手が全員怪我をするとアンコンテストスクラムとなる。
アンストラクチャー
アンストラクチャーとは攻撃・守備共に陣形が崩れている状態のこと。逆に攻撃・守備共に陣形が調っている状態のことストラクチャーと言う。アンストラクチャーでボールを奪うとチャンスである。
アンブレラディフェンス
アンブレラディフェンスとはディフェンスラインの外側の選手が内側の選手よりも前に出る、ディフェンスの戦術の一つである。外にボールを運ばせたくない時に用いられる戦術。傘のような形に見えるのでアンブレラと言われている。
アルスター・ラグビー (Ulster Rugby)
アルスター・ラグビーとはプロ14に所属するラグビークラブのこと。北アイルランドの首府であるベルファストが本拠地。北アイルランドの地域代表のクラブとして創設された。ハイネケンカップでも優勝経験を持つ強豪クラブ。
ASMクレルモン・オーヴェルニュ (Association Sportive Montferrandaise Clermont Auvergne)
ASMクレルモン・オーヴェルニュとはフランスのTOP14に所属するラグビークラブのこと。フランスのクレルモン=フェランが本拠地。フランスのタイヤメーカーであるミシュランのより1911年に創設され、2度の改名を経て現在のチーム名になっている。
元日本代表の大畑大介選手が移籍しているが公式な契約には至らず。現在は日本代表の松島幸太郎選手が所属するチームとして日本でも知名度を得ている。
RCトゥーロン(Rugby Club Toulonnais)
RCトゥーロンとはフランスのTOP14に所属するラグビークラブのこと。フランスのコート・ダジュール地域のトゥーロンが本拠地。クラブの選手達が合流することで結成されたラグビークラブ。当初から地道に成績を残し強豪クラブとして成長をしたが、2000年に成績不振と巨額の赤字が原因となり2部リーグに降格した過去があり、5年後にTOP14に復帰するも翌年再度2部リーグに降格している。
2006年に実業家ムラド・ブジェラルが会長となり各國の有名選手を獲得し、現材では優勝争いに食い込むチームとして成長している。
RFUチャンピオンシップ
RFUチャンピオンシップとは1987年に発足したイングランドのプロラグビーリーグの2部リーグのこと。
IRB
IRBとはInternational Rugby Boardの略称。
アイルランド・ウェールズ・スコットランドのラグビー 協会が1886年に国際ラグビーフットボール評議会を発足。1890年にイングランドラグビー 協会が加入し、1994年フランスラグビー 協会が中心とする国際アマチュア・ラグビー連盟と統合。1997年に国際ラグビー評議会 (International Rugby Board:略称IRB)に改称された。
現在は「World Rugby」に名称が変更されている。
イエローカード
イエローカードとは危険なプレーが起きた時に、いわゆるシンビンが起きた時に出るものである。イエローカードになった選手は10分間の退場となる。
イリーガルホイール
イリーガールホイールとは故意にスクラムを回す反則のこと。相手ボールのペナルティで再開する。スクラムを押すのではなく、劣勢なチームが引くことで取られやすい反則である。
インゴール
インゴールとは自陣のトライラインとデットボールラインの間のエリアのこと。ここで相手がボールを置くとトライ、自分たちがボールを置くとスクラムやドロップキックやキャリーバックとなる。
詳しくはこちら>キャリーバックとは【オウンゴール?/ラグビーのルール解説】
インサイドセンター
インサイドセンターとはラグビーのポジション名で背番号12番。パスが上手くタックルの得意な選手が多い。どんなプレーでもそつなくオールラウンドにこなす選手が多く、パス・キック・アタック・ディフェンスにおいて安定感が求められる。渋い選手が多い。
インジュアリータイム
インジュアリータイムとは怪我をした選手を手当てした時間のことでロスタイムと同義。長いと5分くらいになることもある。
インターセプト
インターセプトとはパスをした相手のボールを奪うこと。インターセプトが起こると攻守の切り替えが出来ないためトライもしくは大チャンスにつながるビックプレーであるが、失敗すると大ピンチになる可能性がある。
インターセプトは選手の独断で判断で行う事が多く、失敗するとチームメイトに結構怒られるのでここぞと言う時以外は使わない方が良い。
インテンショナルノックオン
インテンショナルノックオンとは故意に相手のボールをはたき落とす反則である。相手ボールのペナルティで再開する。ほとんどがイエローカードとなるので注意が必要である。
詳しくはこちら>インテンショナルノックオンとは【わざと/ラグビーのルール解説】
インフィールド
インフィールドとはタッチラインよりも内側のこと。タッチラインはインフィールドではない。タッチラインから離れた部分。
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インビクタス/負けざる者たち
インビクタス/負けざる者たちとは2009年に放映された1995年南アフリカラグビーワールドカップを題材としたアメリカ映画。ラガーマンとしてはめちゃくちゃ胸熱な映画となっており、当時多くのラガーマンがこの映画から情熱貰ったと言っても過言ではない。クリント・イーストウッドが監督を務めモーガン・フリーマンやマット・デイモン等、様々な大物俳優が出演している。ちなみに、ネルソン・マンデラが映画化される場合誰に演じて欲しいか尋ねたところモーガン・フリーマンと答えている。
イーデン・パーク
イーデン・パークとはニュージランドのオークランドにあるスタジアム。収容能力は50,000人でニュージーランド内では最大の収容能力を誇る。ラグビーの聖地の一つとしても有名である。
スーパーラグビー・ブルースが本拠地としてしている。クリケットやサッカーの試合でも使用されている。
一時的退出
一時的退出とは出血やHIAの時に一時的に交代することを言う。一時交代の場合は正式な交代ではないので出血が止まった時、HIAが終わり復帰可能となったら再び試合に戻れる。
プロップとフッカーの選手がシンビンで一時退場となっている場合にスクラムになると、別のプロップの選手を一時交代で入れ替える必要がある。
HIAについてはこちらで説明しています>ハイタックルとは【肩より上は危険!|ラグビーのルール解説】
ウィルフルスローイング
ウィルフルスローイングとは故意にタッチラインの外にボールを投げ出す反則のこと。相手ボールのペナルティで再開する。故意にボールを外に出す場合はキックで出す必要がある。
ウイング(WTB、11番・14番)
ウイングとはラグビーのポジションで11番と14番の選手を意味する。WTBと表記されることもある。足が速い選手が多く、トライを取ることが約割のポジション。
2019年ラグビーW杯で日本代表のウィングである松島選手と福岡選手の活躍が目立ち海外メディアからダブルフェラーリと称賛されていた。
ヴィトンのラグビーボール(30万円)
ヴィトンのラグビーボールとは2019年ラグビーW杯開催時期に発売された定価30万円(税込33万円)の超高級ボールである。大手メディアでは「メゾンのアイコンモチーフを配したエクスクルーシブな」なんて紹介をされていた為に全くイメージが湧かないが、要するに凄まじくオシャレで高級な限定ボールという事になる。限定112個の販売であったものの即完売となったのは有名な話。
ウエストオブタイム
ウエストオブタイムとは故意にプレーをプレーの開始を遅らせたり時間を使う反則のこと。あまりやり過ぎるとペナルティを与えらるので注意。
ウォークライ
ウォークライとは戦いやスポーツなどで気勢をあげるために発する叫びのことである。ニュージーランドのハカが有名だが、トンガのシピタウやサモアのシヴァタウ、フィジーのシビなどもウォークライの一つである。
ウォーターブレイク
ウォーターブレイクとは試合の中盤で一時的に試合をストップして設けられる補給タイムのこと。熱中症のリスクが高い時期に行われる事が多い。
ウェブエリスカップ
ウェブエリスカップとは、ラグビーワールドカップの優勝国に贈られるカップのことである。高さは38cm重量は4.5kgもありかなり大きいカップなのだがラグビー選手が持つと小さく見える。ラグビーの発明者とされるウィリアム・ウェッブ・エリスの名にちなんでウェブエリスカップと名付けられた。
ウェリントン
ウェリントンとはニュージランドの首都であり、ラガーマンならばよく耳にする言葉。ウェストパック・スタジアムはスーパーラグビーのハリケーンズの本拠地でラグビーの聖地の一つとして知られている。
ウスター・ウォーリアーズ(Worcester Warriors)
ウスター・ウォーリアーズとはプレミアシップ に所属するラグビークラブのこと。イングランドのウスターが本拠地。1871年に創設し2004年にプレミアシップに昇格している。
Hポール
Hポールとはラグビーのグラウンドにあるゴールポストのこと。Hの形をしているのでHポールとや呼ばれている。
世界大会では17mの高さが使用されている。一般的なグラウンドは7m、主要スタジアムでは13mの高さのポールが使用されていることが多い。
エクセター・チーフス(Exeter Chiefs)
エクセター・チーフスとはプレミアシップに所属するラグビークラブのこと。イングランドのエクセターが本拠地。プレミアシップでは2度の優勝経験を持ち、2019年度にはチャンピオンズカップで優勝している。
エディンバラ・ラグビー(Edinburgh Rugby)
エディンバラ・ラグビーとはプロ14に所属するラグビークラブのこと。スコットランドのエディンバラが本拠地。1872年に創設され2001年からプロ14に参加。マレーフィールド・スタジアムをホームスタジアムとしている。
オーバーザトップ
オーバーザトップとはボールを持って倒れた選手の上に覆いかぶさりボールが出ることを妨害する反則のこと。相手ボールのペナルティで再開する。
故意でなくてもオーバーザトップの反則は取られてしまうので注意しなければならない。
詳しくはこちら>オーバーザトップとは【倒れ込み/ラグビーのルール解説】
オープンサイド
オープンサイドとは一般的にはスクラムやラックから見て広いサイドのことを言う。逆に狭いサイドをブラインドサイドと言う。
ラグビーにおいては、広い方をオープンサイドととも言うが、攻めている方向と同じ方向をオープンサイド、攻めている方向と逆の方向をブラインドサイドと言うこともある。プレー中にはオープンとブラインドなどと呼んでいる。
オープンプレー
オープンプレーとは人が密集していないスペースが空いている方に攻撃をすること。
オールブラックス
オールブラックスはラグビーのニュージーランド代表の愛称のこと。プレーヤー全員がバックスのような機動力を持っており“オールバックス”と呼ばれ、それが“オールブラックス”に変化したと言う説がある。
世界最強の呼び声が高くほぼ世界ランク1位に君臨している。ワールドカップ優勝回数は3回で最多記録タイとなっている。試合前に行う儀式“ハカ”が有名で、実物を見ると物凄い迫力である。
オフサイド
オフサイドとはボールよりも前にいる選手がプレーをしてしまうこと。オフサイドラインを越えてプレーしてしまう事 により発生する反則である。相手ボールのペナルティで再開する。ラグビーには様々なオフサイドが存在している。
オブストラクション
オブストラクションとはアタック時にボールを持ってない人が相手のディフェンスを妨害する反則のこと。相手ボールのペナルティで再開。アタックの時、ボールを持った選手が突拍子も無いところに走っていくと味方選手も予想が付かないため相手のディフェンスを妨害してしまう事があり、意思疎通が重要。経験者はオブストラクションをオブストと呼ぶ。
詳しくはこちら>オブストラクションとは【妨害/ラグビーのルール解説】
オフロードパス
オフロードパスはタックルを受けた後にボールをパスする行為のこと。オフロードパスは相手の意表をつくプレーで成功するとチャンスになる事が多いがリスクもある。
2019年ラグビーW杯で日本代表がオフロードパスで多くのトライやチャンスを生み出し有名な言葉となった。
オンサイド
オンサイドとはボールよりも後ろにいるプレイヤーのこと。言い換えるとオンサイドの位置にいる選手はプレーが可能。オフサイドの対義語である。
オスプリーズ(Ospreys)
オスプリーズとはプロ14に所属するラグビークラブのこと。ウェールズのスウォンジーが本拠地。2003年に創設され2004年に初優勝を果す。2020年にY11スポーツメディアに買収されている。リバティ・スタジアがホームスタジアム。
欧州ラグビーチャンピオンズカップ
欧州ラグビーチャンピオンズカップとはイングランドのラグビーリーグ「プレミシップ」の上位6チーム、フランスのラグビーリーグ「TOP14」の上位6チーム、アイルランド・ウェールズ・イタリア・南アフリカ・スコットランドのクラブが集まったリーグの「プロ14」から上位7チームが参加するリーグのこと。
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ラグビー用語集:か行
ラグビー用語集「か行」
カットアウト
カットアウトとはステップを踏み外側に膨らむこと。カットインの対義語。
カットイン
カットインとはステップを踏み内側に切り込んでいくこと。カットアウトの対義語。
ガットパス
ガットパスとは手からボールを離さずに味方にボールを渡すパスのこと。
肩パッド
肩パッドとはラグビーのインナーで肩を保護するためのものである。大学くらいから使わなくなる選手が多い。
カストル・オランピック (Castres Olympique)
カストル・オリンピックとはトップ14に所属するラグビークラブのこと。フランスのカストロが本拠地。過去4回の優勝を誇る。
カパ・オ・パンゴ
カパ・オ・パンゴとはニュージーランド代表が試合前に行う儀式のハカの種類の1つのこと。
カマテ・カマテ
カマテ・カマテとはニュージーランド代表が試合前に行う儀式のハカの種類の1つのこと。
釜石鵜住居復興スタジアム
釜石鵜住居復興スタジアムとは岩手県釜石市にあるラグビー場のこと。東日本大震災後、復興を支える主要施設と建設され2019年ラグビーW杯では試合会場の1つとして使用されていた。最大収容人数は16,020人である。
カリーカップ
カリーカップとは南アフリカのラグビーリーグの一つである。14チームが所属しており、ウェスタンプロビンスは優勝回数29回とぶっちぎりの強さを誇っている。
カンタベリー
カンタベリーとはニュージランド発祥のラグビーブランドである。ニュージランドの国鳥であるキーウィをモチーフに3羽並べたデザインのロゴが印象的である。ラグビー専門アパレルとしては最も知名度が高いと言っても過言ではない。
カーディフ・ブルーズ(Cardiff Blues)
カーディフ・ブルーズとはプロ14に所属するラグビークラブのこと。ウェールズ・カーディフが本拠地。カーディフ・シティ・スタジアムがホームグラウンド。
カリーカップ
カリーカップとは南アフリカのラグビーリーグのこと。1889年に発足された。
キッキングコンペティション
キッキングコンペティションとはラグビーの試合において延長戦で勝敗がつかなった時に行うものである。サッカーで言うPKのようなもの。
事前に5人の選手で蹴る順番をレフリーに申請してコンバージョンキックを蹴り成功/不成功の数を競って勝敗を決めるシステム。
キック
キックとはラグビーボールを蹴ることである。そのままの意味である。ボールをバウンドさせず蹴るキックをパントキック、1バウンドさせて蹴るキックをドロップキックと言う。
キックオフ
キックオフとは試合開始を表す言葉。ラグビーのキックオフではホーンが鳴るとドロップキックで試合をスタートする。
キックティー(キッキングティー)
キックティーとはHの形をしたポールの間にボールを蹴り入れると成功となるコンバージョンキックを蹴る際に使用するもの。ボールをキックティーに乗せてキッカーはボールを蹴る。キックティーには種類が色々あり選手により使用しているキックティーは様々である。
昔はキックティーがなく土を集めてその上にボールを乗せて蹴っていた時代もあった。
キックパス
キックパスとはボールを蹴り味方にパスをするプレーのこと。キックパスは手で投げるパスでは届かない味方へパスができるのと、実質的に前へパスとなるため有効な攻撃手段の一つである。熟練された技術が必要で、失敗すると相手ボールになったりタッチラインを出てしまったりするプレーなので練習が必要。
キャップ
キャップとは国の代表として選ばれて代表同士の試合に出た回数のことを意味している。10試合出たことのある選手は「10キャップ」。世界最多キャップは元ニュージランド代表のリッチー・マコウ選手の148キャップ、日本代表の最多キャップは大野均選手の98キャップ。
ギャップ
ギャップとはディフェンスラインの溝のことを表している。ラグビーのディフェンスは一直線にラインを引いて並ぶ事が基本のため一人だけ前に出ていたり、後ろに下がっていたりすると溝ができる。その溝をギャップと言い、ギャップを攻められると前進されやすい状態となってしまう。
キャバルリーチャージ
キャバルリーチャージとは相手ゴールライン近くで攻撃側にペナルティ、または、フリーキックが与えられた時に、遠くから下がって勢いを付けた選手に対してタップキックをしてパスをする行為のことである。危険なので禁止されている。
キャプテン
キャプテンとはチームのリーダーのことである。
キャリーバック
キャリーバックとはキャリーバックは自陣のインゴールにボールを持込んで、ボールを置く(グラウンディング)こと。5mラインまで戻り相手ボールのスクラムで再開。ラグビーにはオウンゴールの概念がないので自陣にトライをしてもオウンゴールにはならない。
詳しくはこちら>キャリーバックとは【オウンゴール?/ラグビーのルール解説】
ギルバート
ギルバートとは、スポーツ用品製造ブランドでラグビーボールの製造を手掛けている。1995年からワールドカップの公式サプライヤーとしてボールを供給している。
競技区域
競技区域とはインゴールを含むタッチラインとデットボールラインの中のことを意味している。わかりやすくいうとラグビーのグランドの一番外のラインよりも内側の部分が競技区域である。
競技時間
ラグビーの競技時間とは前後半40分で行われる。前後半の間のハーフタイムは12分である。
競技場
競技場とはラグビーをする会場のことである。ラグビー日本協会H Pに登録されている競技場は235個。ラグビーの聖地は「秩父宮ラグビー場」高校ラグビーの聖地は「花園ラグビー場」と言われている。
協会
協会とは各国に存在している。日本には日本ラグビーフットボール協会が存在している。
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クイックスローイン
クイックスローインとはボールがタッチラインを出た時すぐにボールを投げ入れる行為のことである。相手のディフェンスが整っていない時にやるとチャンスにつながる事がある。投げる際には真横から後ろに投げ入れないと反則となる。
グースステップ
グースステップとはラグビーのステップの種類の一つである。スピードを急に変化させる事が特徴のステップですある。グースとはガチョウのことで、ガチョウのように足をバタつかせて踏む様子からグースステップと呼ばれるようになった。
クラウチ
クラウチとはスクラムを組むときのコールの一つ。スクラムは「クラウチ(構える)・バインド(掴む)・セット(スクラム開始!)」という3つのコールで組むようになっている。
グラウンディング
グラウンディングとはボールを置く事を意味している言葉。
グラウンド
グラウンドとはラグビーをする場所のことである。ラグビーグランドは短編68〜70m x 長編94〜100mと定められいる。
クラッシュ
クラッシュとは意図的に相手にボールを持ち衝突し、ラックやモールなどポイントを作りにいくことである。
グラバーキック(ゴロパント)
グラバーキックとはボールを転がすキックのこと。別名ゴロパント。グラバーキックは相手のディフェンスラインの後ろに転がす時によく用いられる。敵の間を狙って蹴らないと相手に当たってしてまうので注意して蹴る必要がある。日本代表の田村選手はこのゴロパントでどのようにボールが転がるかもコントロールできるらしい。
グランドスラム
グランドスラムとはラグビーのリーグにおいて全勝で優勝する事を表す言葉。グランドスラムは大変名誉な事である。
車いすラグビー
車いすラグビーとはフィールドに両チームそれぞれ4名が出場し、8名のリザーブメンバーと合わせて計12名のチームで試合に望む。車いすラグビーでは選手の筋力や可能動作に応じて3つの点数が付いており、出場する4名の選手の合計点が8点以内になるようにチームを作らなければなりません。車いすラグビーに関しましては以前、車いすラグビーの基本ルールや違い|世界ランキングで日本は3位にという記事を公開しましたので詳しくはそちらを御覧ください!
クロス
クロスとはボールを持った選手が横に走りその選手に対して縦に走ってきた選手にパスをするサインプレーの1つ。クロスはラグビーのサインプレーの中でもよく使わられる基本的なプレーである。
クロスバー
クロスバーとはトライラインにあるゴールポストで地面に並行にあるバーのことをクロスバーと呼ぶ。クロスバーは560cm。
グロスター・ラグビー(Gloucester Rugby)
グロスター・ラグビーとはプレミアシップに所属するラグビークラブのこと。イングランドのグロスターが本拠地。
熊谷ラグビー場
熊谷ラグビー場とは埼玉県熊谷市にあるラグビー場。2019年ラグビーW杯でも使用された。中学からトップリーグまで広い層で使用されている。Aグラウンド、Bグラウンド、Cグラウンドが存在し、最大収容人数はAグラウンドが24,000人、Bグラウンドは6,700人、Cグラウンドは明示されていない。
クルセイダーズ(The Crusaders)
クルセイダーズとはスーパーラグビーに所属するニュージランドのラグビークラブのこと。ニュージランドのクライストチャーチが本拠地。過去多くの優勝回数を誇り、ニュージランドのスター選手が集まるクラブ。
グラスゴー・ウォリアーズ(Glasgow Warriors)
グラスゴー・ウォリアーズとはプロ14に所属するラグビークラブのこと。スコットランドのグラスゴーが本拠地。1872年創設の歴史を持ち、2014年に初優勝を果たしている。
クライストチャーチ
クライストチャーチとはニュージランドの都市でカンタベリー平野に位置している。クルセイダーズの本拠地になっており、ラガーマンはよく耳にする言葉である。ラグビーの聖地の一つとして知られている。
車椅子ラグビー(ウィルチェアーラグビー)
車椅子ラグビーとは障害者が車椅子で競技するラグビーである。車椅子同士でぶつかるためかなり激しく、その迫力はラグビーにも匹敵する。車椅子ラグビー日本代表は過去に世界大会で優勝経験を持つ強豪である。
1997年に日本では車椅子ラグビー協会が設立されている。
ゲイン
ゲインとはボールをゲインラインよりも走って前に運ぶことである。
ゲインライン
ゲインラインとはラックやモールの中心からトライラインに対して並行に伸びた線のことである。なお試合中に擬似的に存在するもので目に見えるものではない。
ゴールキック
ゴールキックとはコンバージョンキックとペナルティキックのことである。Hの形をしたゴールの間にボールを蹴り入れると成功となる。
ゴールポスト
ゴールポストとはHの形をしたゴールポストで地面に垂直に立っている2本のポールのことをである。
ゴールライン
ゴールラインとはトライラインのことである。トライラインとはHのゴールが立っているラインのことである。
コラプシング
コラプシングとは故意にモールやスクラムを崩してしまう反則のこと。故意で無かったとしても状況によって反則となる。相手ボールのペナルティで再開する。コラプシングは怪我に繋がりやすいため反則となっている。
詳しくはこちら>コラプシングとは【なぜ?どっち?|ラグビーの難しいルール解説】
5mスクラム
5mスクラムとは自陣インゴールでボールを置いた際になるキャリーバックで起こるもの。自陣の5mラインに戻り相手ボールのスクラムで再開する。
5mライン
5mラインとは自陣のトライラインから5mを指すラインのこと。
コンバージョンキック
コンバージョンキックとはコンバージョンキックはトライをした後に権利を得られるゴールキックの1つのこと。略してコンバージョンと呼ぶ。なおコンバージョンキックが成功すると2点を得られる。
詳しくはこちら>コンバージョンキックとは【意味やルール解説】
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コナート・ラグビー(Connacht Rugby)
コナート・ラグビーとはプロ14に所属するラグビークラブのこと。アイルランドのゴールウェイが本拠地。
コットントレーダース
コットントレーダースとはラグビー用品ブランドの一つ。多くの中高学生がコットンの綿ジャージを購入し、胸に自分の名前を書き練習で着ていた経験をもつ。
ラグビー用語集:さ行
ラグビー用語集「さ行」
ザ・ラグビーチャンピオンシップ
ザ・ラグビーチャンピオンシップとは、ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・アルゼンチンの4ヵ国の代表が争うリーグ戦のこと。2012年にアルゼンチンが参加するまではトライネーションズと呼ばれていた。
サードロー
サードローとはフォワードの選手のフランカー(6番と7番)、No8(8番)の選手をまとめてサードローと呼んでいる。プロップ(1番と3番)とフッカー(2番)はフロントロー、ロック(4番と5番)はセカンドローと呼ばれる。
サードローは別名バックローと呼ばれている。
齊藤祐也選手
齊藤祐也選手とは日本の元ラグビー選手。東京高校→明治大学→サントリー→仏・USコロミエ→神戸製鋼→豊田自動織機の経歴で2012年に現役引退で代表キャップは14。フランスのUSコロミエへの移籍は日本人FWの選手で初めてのプロ契約を結んだ。現在は株式会社コーディネーションアカデミーを起業し、子供のスポーツ教育やラグビーの解説者等の活動を行っている。当サイト運営者も色々お世話になっております。
サクラフィフティーン
サクラフィフティーンとは女子ラグビー日本代表の愛称。男子日本代表の愛称はブレイブブロッサムズである。
サザン・キングス(The Southern Kings)
サザン・キングスとはプロ14に所属するラグビークラブのこと。南アフリカのポート・エリザベスが本拠地。2017年にスーパーラグビーから撤退しプロ14に参加したが2020年に資金難によりプロ14から撤退している。
サポート
サポートとはボールを持った選手を助ける選手のこと。サポートはアタック時によく使われ、タックルを受けた選手がボールを出すのを助ける役割を持っている。
サンウルブズ
サンウルブズとはラグビーの国際リーグの一つであるスーパーラグビーの日本チーム。2016年に日本ラグビーの強化を目的として発足し、太陽の「サン」と小兵でも統率された群が大きな相手に立ち向かっていく姿を「オオカミ」に見立ててサンウルブズと名付けられた。トップリーグに属している選手が多いが、他国の代表選手もチームに属している。
サンドウィッチマンのWe Love Rugby
サンドウィッチマンのWe Love Rugbyとは2017年11月から2019年12月の間、TBSラジオで放送されていたラジオ番組。
2019年日本ラグビーワールドカップを盛り上げるためにサンドウィッチマンがMCを務め放送された。
女子ラグビー
女子ラグビーとは女性が行うラグビーのこと。近年では徐々に競技人口が増えており、女子ラグビー日本代表はサクラフィフティーンの愛称で呼ばれている。2020年オリンピックでは女子ラグビーのセブンズ(7人制ラグビー)も正式種目に追加されており今後注目が集まるスポーツの1つである。
JRFU(日本ラグビーフットボール協会)
JRFUとは公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の略称。高校・大学・トップリーグを統括する国内の競技連盟。秩父宮ラグビー場内に協会本部を置いている。関東・関西・九州ラグビーフットボール協会はJRFUの傘下にある。代表理事会長は森重隆氏が務める。
出血を伴う負傷
出血を伴う負傷とはプレー中にぶつかったりした際に出血した選手のことで出血が止まるまで一時的に後退することができる。
10mオフサイド
10mオフサイドとはラグビーのオフサイドの一つで、キックされたボールの着地点の10m以内にいる味方の選手がプレーをすると反則となってしまうこと。別名10mサークルオフサイドと言われ、ラグビー経験は10mサークルと略して呼ぶ事が多い。
10mバック
10mバックとは10m後退することで、ペナルティとフリーキックを与えられたチームはその反則が起きた地点から10m後ろに後退しなけばならない。この時10m後退しないとノット10mバックとなり、相手ボールのペナルティで再開する。
10mライン
10mラインとはセンターラインから10mの場所にある点線のこと。
ジンビ・シビ
ジンビ・シビとはフィジー代表が試合前に行う儀式のこと。槍を持ち相手を攻撃しているかのような踊りで試合前にチームの士気を高めるものである。
シピタウ
シピタウとはトンガ代表が試合前に行う儀式のこと。なおトンガにおいてラグビーは国技とされている。
シヴァタウ
シピタウとはサモア代表が試合前に行う儀式のこと。試合前にチームの士気を高めるものである。
シェイプ
シェイプとはアタックの戦術の一つで、あらかじめ数人の選手が陣形を組んでセットしそこにボールを供給すること。スクラムハーフとスタンドオフの周辺で行われる事が多く、どの選手にパスをするかがわかりづらく的が絞りにくい。また、短いパスを繋ぐのでミスが少ないなどのメリットがある。
ジェイミー・ジョセフ
ジェイミー・ジョセフとは元ニュージーランド代表の選手で20キャップを有している。選手を引退後スーパーラグビーハイランダーズのヘッドコーチに就任し2015年には優勝を果たす。2016年に日本代表のヘッドコーチに就任し2019年ラグビーW杯では格上の優勝候補であるアイルランドの勝利と日本ラグビー史上最高成績の決勝トーナメント進出を果たした。
シザース
シザースとはボールを持った選手が横に走りその選手に対して縦に走ってきた選手にパスをするサインプレーの一つである。クロスと同じ意味の言葉。クロスはラグビーのサインプレーの中でもよく使わられる基本的なプレーである。
シックスネイションズ
シックスネイションズとは、アイルランド・イタリア・イングランド・ウェールズ・スコットランド・フランスの6チームで争う国際ラグビー大会。ビール会社のギネスが冠スポンサーである。1882年にイングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズの4カ国により創設され、1910年にフランスが加入し5ヵ国に1932年にフランスが離脱したが1947年に復帰、2000年にイタリアが加入し現在のシックスネーションズとなった。
ジャージ
ジャージとはラグビーの試合で来るユニフォームのこと。ラガーシャツと言われ襟付きが特徴である。各チームによって特徴が異なるがボーダーのユニフォームのチームが多い。
ジャッカル
ジャッカルとはラックが成立する前に倒れている相手からボールを奪うこと。ラックが成立した後にジャッカルをするとハンドの反則が取られる。逆にジャッカルをされているのにいつまでもボールを離さないでいるとノットリリースのペナルティ。ジャッカルは試合の流れを変えるプレーなので注目すべきプレーである。
シャローディフェンス
シャローディフェンスとはディフェンスの時に使われる戦術の一つである。ディフェンスに並んだ選手が全員一斉に相手のアタックに対して飛び出していくことをシャローディフェンスという。相手のアタックよりディフェンスの人数が上回っている時に使われることが多い。
ショートラインアウト
ショートラインアウトとは少ない人数でラインアウトを行うこと。通常ラインアウトはフォワードの選手8人(スロワー1名+並び7名)で行うが戦術的に5人並びや3人並びでラインアウトを行う事がありこれをショートラインアウトという。
ラインアウトについてはこちらで詳しく解説しています>ラグビーのラインアウトとは【ルールやリフト・戦術・投げ方解説】
ジョナ・ロムー
ジョナ・ロームーとは元ニュージーランド代表の選手で63キャップを有している。ポジションはウィングで身長196cm体重112kgの大型ウィングでラグビーではレジェンドの1人。Youtubeで検索すると動画が上がっているが凄まじいパワーである。
ショルダーチャージ
ショルダーチャージとはノーバインド(タックルをする時相手に腕をまさない状態)で肩だけで相手にタックルをしてしまう反則のことである。また、ラックにのオーバーに入る時に肩だけでぶつかりに行くこともショルダーチャージとなる。非常に危険な反則のためシンビンになることが多い反則。
シンビン
シンビンとは危険なプレーが起きた時イエローカードが出るがこのイエローカードのことをシンビンと言う。シンビンになると10分間試合を一時的に退場することになり、椅子の上で10分間座ったままで10分間が経つと試合に復帰する事ができる。
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菅平
菅平とは長野県須坂市にあるラグビーの夏合宿のメッカとして有名な場所である。ラグビー経験者のほとんどが菅平の夏合宿と聞くと震えるような思い出(トラウマ)を持っている事が多い。
ちなみに菅平にあるセブンイレブンは7月8月の合宿シーズンにおいて日本一売上が高いセブンイレブンと噂されている。
スガダイラーズ
スガダイラーズとは2020年7月20日に開始されたクラウドファンディングプロジェクトのこと。正式名称は「WE ARE スガダイラーズ PROJECT 」。昨今の情勢により夏合宿のキャンセルを余儀なくされたチームが多かったことで菅平の方々にとっても大きな打撃となってしまった事から発足。同PJは結果的に4,181人のサポーターにより総額60,188,372円の支援というラグビー界の繋がりを体現した素晴らしい結果となった。ちなみに当サイトの管理人もサポートをさせて頂きまして、以前はスガダイラーズの特典(リターン)応募方法を紹介【Tシャツで応援させて頂きました】という記事を公開してますので是非合わせて御覧ください。
スイッチ
スイッチとはボールを持った選手が横に走りその選手に対して縦に走ってきた選手にパスをするサインプレーの一つである。クロスと同じ意味の言葉。クロスはラグビーのサインプレーの中でもよく使わられる基本的なプレーの1つである。
スクール・ウォーズとは1984年に放送された山下真司氏が主演のラグビーを題材にした青春学園ドラマである。京都の旧伏見工業高校と同校監督の元日本代表の山口良治氏がモデルとなった「落ちこぼれ軍団の奇跡」が原作となったドラマである。放送当時は視聴率20%を超える人気ドラマであった。お笑い芸人のザブングル加藤の“悔しーです!!!”のギャグは山下真司氏が部員をクラブハウスで殴っていくシーンが元ネタとなっているのは有名な話である。スクール・ウォーズ2が続編として1990年に放送されている。なお、同ドラマはアマゾンプライムで視聴することが出来る。
スズキスポーツ
スズキスポーツとはラグビー用品を販売する日本のブランドである。スズキラグビーが販売するブルーソールは中学の頃履いた人は多く、そのコストパフォーマンスと品質は一線を画している。2020年度全国大学ラグビー選手権を制した天理大学のジャージはスズキラグビーが作っている。東京の代々木と京都の京橋に直営店を持つ。
スパッツ
スパッツとはラグビー選手が短パンの中に身に付けている下着である。スパッツが短パンよりも長いものを履いている人がいたり、昔のラガーマンはスパッツが全く見えないものを履いていたりと人それぞれスタイルが異なる。スパッツを履いていないと大事なものが見えてしまうためと、大事なものを守るため両方の意味で履いている。最近では機能性が上がり筋肉の疲労を和らげるものなどもあり、パフォーマンスの向上を図る道具としても役割を果たしている。学生時代にスパッツが破けて何かスースーする感覚は大抵の人が一度は味わっている。
スーパー14
スーパー14とはスーパーラグビーの前身で、オーストラリア・ニュージランド・南アフリカのクラブが参加する国際ラグビーリーグの1つ。2006年から2011年までスーパー14として開催された。
スーパーブーツ
スーパーブーツとはキックの上手い選手に贈られる名誉ある異名である。ゴールデンブーツとも言う。野球とどちらが先にゴールデンを使い始めたのかは不明。
スーパーラグビー
スーパーラグビーとはアルゼンチン・オーストラリア・ニュージーランド・日本・南アフリカの5ヵ国のクラブが所属する国際ラグビーリーグである。
元々はスーパー6と呼ばれ6チームで争うリーグでスタートをし、その後スーパー10・スーパー12・スーパー14とチームが増えていき現在は合計18チームで争うスーパーラグビーに変化した。
スーパーリーグ
スーパーリーグとはイングランドから10チーム、フランスから1チーム、カナダから1チーム合計12チームで争われる国際ラグビーリーグである。2009年に一度14チームに増えたが2013年12チームに戻っている。グランドファイナルの優勝チームは、ナショナルラグビーリーグの優勝チームと戦うワールドクラブチャレンジに出場する。
スクラム
スクラムとはラグビーのセットプレーの一つである。フォワードの選手によって組まれるものでノックオンやスローフォワードの反則が起きた際に試合を再開するために行われる。
スクラムを組む選手は試合のメンバー登録をおこなう際に申請する必要があり、怪我などで止むを得ず申請されていない選手が組む場合はノーコンテストスクラムとなる。レフリーの「クラウチ(構える)・バインド(掴む)・セット(組み始めなさい)」の合図でスクラムが開始される。
スクラムゾーン
スクラムゾーンとはラグビーの競技して良い範囲内でスクラムを組む事が許された場所のことである。
スクラムハーフ(SH、9番)
スクラムハーフとはラグビーのポジションの一つである。背番号は9番の選手でSHと表記される。スクラムハーフは小柄な選手が多いが、パスを供給するフォードとバックスの間に入るポジションでパススキルと持久力が求められるポジションである。またフォワードとバックスの架け橋ともなるポジションのため高いコミュニケーションスキルも要求される。
スクラムホイール
スクラムホイールとはスクラムが90度以上まわってしまうと起きる反則のこと。相手ボールのペナルティで再開する。ホイールはディフェンス側のチームに起きやすいため注意が必要。
スクリューキック
スクリューキックとはボールに回転がかかるよう蹴るキックのこと。一般的にはロングキックの時に飛距離が出しやすいとされている。最近のトップレベルのラグビーではあまり蹴る選手は見かけない。
スクリューパス
スクリューパスとはボールを回転がかかるように投げるパスのこと。ロングパスを投げる時に使用する。短い距離のパスを投げる時にも使用するが強く投げると取りづらいので思いやりを持って投げる事が大切である。回転をかけずに投げるパスをフラットパスという。
スタンドオフ(SO、10番)
スタンドオフとはラグビーのポジションの一つである。背番号は10番でSOと表記される事がある。スタンドオフは司令塔であり試合を読む力やラグビーの理解力、また、パススキルとキックスキルが必要となるポジションである。
スタンピング
スタンピングとは相手チームの選手を踏む行為をスタンピングという。相手ボールのペナルティで再開する。悪質な場合はイエローカードが出ることもある。
スティフアームタックル
スティフアームタックルとはラリアットのような形で入るタックルのことで反則である。相手ボールのペナルティで再開する。ノーバインドタックルの一つで非常に危険なためイエローカードやレッドカードが出る可能性が高い反則である。
ステップ
ステップとは相手をかわすために行う足技である。
ストラクチャー
ストラクチャーとはアタックとディフェンス両方が整った状態にあることを意味している。逆にアタックとディフェンスの両方が整っていない状態をアンストラクチャーと言う。
ストレッチ
ストレッチとは準備運動や試合後のクールダウンに行う筋肉を伸ばすこと。怪我の防止や疲労回復を促進するために有効。
スパイク
スパイクとは尖った大きな釘がついた靴のことである。固定式スパイクと取替式スパイクがありフォワードの選手はスクラムやモールで踏ん張りを効かせる為に取替式スパイクを履いている事が多い。
スプリングボクス
スプリングボクスとはラグビー南アフリカ代表チームの愛称である。南アフリカに生息するスプリングボクスがロゴとなっている。スプリングボクスを描いた映画「インビクタス」が有名な映画でアパルトヘイトの時代を描いたラグビーの映画である。
2019年ラグビーW杯で優勝を果たし、当時世界ランキング1位に浮上した。
スマザータックル
スマザータックルとは相手を抱きかかえるようにして引き倒すタックルの事である。タックルは低く入る事が基本だがスマザータックルは敢えて上半身にタックルに入っている。
相手を倒した後にジャンカルに入りやすいメリットがあるが失敗すると相手に吹っ飛ばされるので注意が必要である。
スリークォーター・バックス
スリークォーター・バックスとはセンター(12番と13番)とウィング(11番と14番)の選手のこと。センターはCTB・ウィングはWTBと略される。
スローフォワード
スローフォワードとはボールを前に投げる反則のこと。相手ボールのスクラムから再開する。
詳しくはこちら>スローフォワードとは【前に投げるな/ラグビーのルール解説】
スローワー
スローワーとはラインアウトでボールを投げ入れる選手のこと。フッカーの選手が務める事が多い。
スワーブ
スワーブとはボールを持った選手が横に膨らみながら走ることである。外にスペースがある時にスワーブすることで相手を抜き去るためにするのだが、足が遅い選手がやるとディフェンスの餌食となるので自分と相手との距離感やスピードを考えて使う必要がある。
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セービング
セービングとはルーズボール(地面に転がっているボール)を体で取りに行くプレーのことである。ラグビーボールは楕円のため回転が不規則でどのように転がるかが予測しづらく手で取りに行こうとするとノックオンをしやすいため、より確実にボールを獲得するためにセービングを用いる。
セカンドロー
セカンドローとはロック(4番と5番)の選手のこと。背の高い選手が多くラインアウトではジャンパー(飛ぶ人)を務める。プロップ(1番と3番)とフッカー(2番)はフラントロー、フランカー(6番と7番)とNO.8(8番)はバックローと呼ばれている。
セット
セットとはスクラムを組むときのコールの一つ。スクラムは「クラウチ(構える)・バインド(掴む)・セット(組み始めなさい)」という3つのコールで組むようになっている。
セットプレー
セットプレーとはラグビーの試合を再開する時に行うプレーのこと。スクラムやラインアウト、キックオフ、ドロップアウトがセットプレーである。
セプター
セプターとはラグビーボールやラグビーグッズを製造販売するスポーツブランドのこと。大正10年に創立された歴史あるブランドで前身は望月運動用品であった。サッカーボールの製造も行っている。
セブンズ(7人制)
セブンズとは7人制ラグビーの別名である。15人制と同じグラウンドで行うが人数は1チーム7人で行われる。前後半7分でハーフタイムは2分、大会の決勝になると前後半10分で行われることもある。
プレー時間が短いように感じるが、15人制と同じ広さのグラウンドで人数が半分以下のため、体を当てるフィジカルの強さよりも試合を最後まで走り抜く体力、相手を抜き去るスピードが求められる競技。2020年オリンピックから正式種目に登録された。
センター(CTB、12番・13番)
センターとはラグビーのポジションの一つのこと。12番と13番の選手のとこでCTBと略されることがある。12番の選手はパスやキック、タックルと攻守に渡りオールラウンドに活躍できる安定感のある選手が求められる。13番の選手は体が大きくフィジカルの強い選手でラインブレイカーの役割を持った選手が求められることが多い。
センタースクラ ム
センタースクラムとはキックオフを直接タッチラインより外に蹴り出してしまった時にドロップキックを蹴った方では無いチームに与えらる試合再開のオプションの1つである。センタースクラムはグラウンドの真ん中で行われるスクラムなのでセンタースクラムと呼ばれる。
世界ランキング
世界ランキングとはテストマッチ(国際試合)の勝敗に応じた実績で順位をつけるランキングのこと。2019年W杯後、日本が初めて史上最高となる一桁台9位に君臨した。なおその当時1位なったのが南アフリカであり日本と決勝トーナメント1回戦で対戦し2019年ラグビーW杯で優勝している。
戦術的交代
戦術的交代とは試合の流れを変えるために選手を入れ替えること。より強い印象を相手に与えるため投入される選手のことをインパクトプレイヤーと呼ぶ。2019年ラグビーW杯ではスクラムハーフの田中選手が後半から投入される事が多かったがこれは試合のテンポを上げるために投入されており、事前に用意された戦略にこのような交代を前提としたものを戦術的交代という。
全国大学ラグビーフットボール選手権大会
全国大学ラグビーフットボール選手権大会とは日本の大学ラグビーの、関東大学対抗戦Aグループ、関東大学リーグ戦1部、関西大学Aリーグ、九州学生リーグI部、東海・北陸・中国・四国代表、東北・北海道代表から合計14チームが出場するトーナメント方式大会。
早慶戦
早慶戦とは早稲田大学と慶應大学の2校で行われる試合のことで大学ラグビーのビッグイベントの一つである。毎年11月23日に行われる。
早明戦
早明戦とは早稲田大学と明治大学の2校で行われる試合のことで大学ラグビーのビッグイベントの一つである。毎年12月の第1日曜日に行われる。1987年に大変な積雪の中行われた「雪の早明戦」はラグビー界では歴史的な一戦となっており、早明戦を語る上では欠かせない試合となっている。
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ラグビー用語集:た行
ラグビー用語集「た行」
退場
退場とは危険なプレーを犯した選手に与えるものでレッドカードが出ると退場となる。
退場した場合、その後数試合停止になる可能性がある。
ターンオーバー
ターンオーバーとは相手のボールを奪い返すことの総称。
タイトヘッドプロップ
タイトヘッドプロップとは3番の選手のことを指す言葉。スクラムを組んだ際に両サイドに相手選手(1番と2番)の頭があるので「頭に(head)-隙間がない(tight)」という事からタイトヘッドプロップと呼ばれている。
ダイレクトタッチ
ダイレクトタッチとは、自陣22mラインよりも相手陣側でキックしたボールがバウンドすることなくタッチラインより外に直接出ること。
詳しくはこちら>ダイレクトタッチキックとは【あー出ちゃった/ラグビーのルール解説】
タグラグビー
タグラグビーとは腰にぶら下げたタグベルトをタックルの代わりに取ることで攻撃を止めたとみなす非接触型のラグビーである。タグを4回取ると攻守交代となる。競技性は異なるが15人製のラグビーよりは7人制ラグビーに近い要素を持ち守敏制やフィットネスが重視されるのが特徴。近年、小学校新学習指導要領にタグラグビーが追加されており一部の小学校の授業で採用されている。タグラグビー日本代表も存在しておりワールドカップも開催されている。誰でも気軽にラグビーに触れることが出来るのでラグビーを始めたい人にはオススメの競技。
タックラー
タックラーとはタックルに入るプレイヤーのことをタックラーと呼ぶ。
タックル
タックルとは相手の突進を止めるために体をぶつけることである。ラグビーのタックルは安全性を考慮しルールが設けられている。相手に肩だけでタックルしたり、持ち上げたりするタックルは禁止されている。
タックルダミー
タックルダミーとはタックルの練習に用いられる円柱型のダミーのこと。クッション性があるものもあれば、丸太のように硬いものも存在している。昔の多くのラガーマンはこの丸太のように硬いタックルダミーに全速力でタックルを決める儀式を経験している。一般的に販売されているタックルダミーはクッション性があるのだが、どのような経緯でそのような硬いものが生まれたのかは謎で市場には流通していない。
タッチ
タッチとはボールが外に出ること。
タッチインゴール
タッチインゴールとはインゴールのタッチラインからボールが出てしまうこと。
タッチフット
タッチフットとはタックルの代わりに相手にタッチすることで攻撃を止めたとみなすラグビーの練習。一般的にはレクリエーション的に練習前や練習後に遊びで行われることが多い。ルールもチームによりそれぞれでルールによっては熾烈を極めるほどしんどい練習と化すことがある。たまに“タッチフットなのにやたらガチ”な人がいる、結構嫌われる。タッチが強い、タッチされたポイントより明らかにオーバーしている、タッチされていないと頑なに主張する人なども同様に嫌われる。“タッチフットだけ神な人”も存在する。
タッチキック
タッチキックとはボールを蹴ってタッチラインよりも外にボール出すこと。自陣を脱出する時や、戦略的相手の陣地奥深くにキックを蹴りバウンドさせてからボールを出すなどの場面で使われる。
タッチラグビー
タッチラグビーとはタックルの代わりに相手にタッチすることで攻撃を止めたとみなす競技でタッチフットはタッチラグビーから派生したできた練習。元々はラグビーリーグのチームのアップで使用されていたものが競技へと派生している。タッチラグビーは日本代表があり世界的にも代表チームが存在する競技でワールドカップも開催されている。
タップキック
タップキックとはペナルティとフリーキックの際にクイックリスタートをするためボールをチョンと蹴る行為のことである。簡単そうに見えて意外と難しい。中学生の頃にタップキックを失敗してノックオンをするおっちょこちょいがチームに一人はいるのだがこういった行為は大事なところでミスをする奴とレッテルを貼られる傾向にあるため注意が必要である。タップキックも練習が必要。
ダミーパス
ダミーパスとはパスをするフリをすること。パスをするフリをして相手が騙されることにより自分の前に走るスペースを作り出すために行うプレー。
ダンプタックル
ダンプタックルとは相手の足を持ち上げるタックルのこと。昔はダンプタックルはナイスタックルとされていたが近年では禁止されている。足を持ち上げて上から落とすようなタックルになるので怪我の可能性があり大変危険である。
秩父宮ラグビー場
秩父宮ラグビー場とは東京都港区にあるラグビー場のこと。ラグビーの聖地と呼ばれている。最大収容人数は250,194人である。近くにモンキーという秩父宮での試合観戦後の乾杯にはこれ以上とない有名居酒屋がある。
チェイス
チェイスとはキックしたボールを追いかけること。チャイスする選手のことをチェイサーと呼ぶ。
チェリーブロッサムズ
チェリーブロッサムズとは2000年代前半まで常用されていたラグビー日本代表の愛称である。桜のジャージにちなんでCherry(桜の)Blossoms(花)と呼ばれていた。2019年ラグビーW杯では「ブレイブブロッサムズ」という愛称であったが、元々はチェリーブロッサムズがベースであり2003年のラグビーW杯の試合が海外メディアに絶賛される中でCherryではなく勇敢を表すBraveを使いBrave Blossomsと呼ばれたことで以降はブレイブブロッサムズが定着した。
チェスター・ウィリアムズ
チェスター ・ウィエイアムズとは南アフリカのラグビー選手で、映画「インビクタス/負けざる者たち」でも南アフリカラグビー史上初めての非白人選手として登場している。当時のネルソン・マンデラ政権においても人種融和の象徴で今でも英雄として語り継がれている。2019年日本ラグビーワールドカップの際には「チェスターズIPA」と言うビールも発売された。享年49歳の若さでこの世を去った。
チップキック
チップキックとは走りながら小さく相手の後ろにボールを蹴るキックのことである。
チャージダウン
チャージとは相手のキックを防ぐためにキックを蹴る選手に対してプレッシャーをかけボールを叩きに落としに行く行為である。チャージの場合はノックオンにならない。
チョップタックル
チョップタックルとは相手の膝くらいを目安に入る低いタックルのこと。木を切り倒すような動作と似ているためチョップタックルと言われている。余りに低く入りすぎると反則をとられてしまうので注意が必要である。
着用禁止
着用禁止とはIRBが認めていない衣類を身につけること。ラグビーの公式試合においてIRBの認許が下りていないものを身につけることは禁止されている。
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つまようじ
つまようじとは食後、お口の中の手入れに使うものである。
ティア1
ティア1とはラグビーの強豪国をまとめた言葉。 イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、イタリア、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンがティア1と呼ばれている。
ティア2
ティア1とはラグビーの中堅国をまとめた言葉。フィジー、日本、ジョージア、サモア、トンガ、ルーマニア、アメリカ、カナダ、ロシア、ナミビア、ウルグアイ、スペイン、ポルトガルがティア2と呼ばれている。
ディレイザスローイング
ディレイザスローイングとはラインアウトでスローワーが意図的にボールの投入を遅らせること。相手ボールのペナルティで再開する。スローワーは速やかにボールを投げ入れなければならない。
ディディ10
ディディ10とはジョージアのラグビーリーグである。グループAとグループBの二つに別れ各6チームで争う。
テストマッチ
テストマッチとは国同士の国際試合のこと。テストマッチと聞くと「試験的な試合」という言葉が思い浮かぶかもしれないが、ラグビーのテストマッチは真剣勝負である。
デッド
デッドとはボールがデッドボールラインより外に出た状態を表している。
デッドボールライン
デッドボールラインとはインゴールにあるトライラインに並行なラインのことである。ラグビーのグラウンドの一番外側にあるラインのこと。
TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)
TMOとはテレビジョン・マッチ・オフィシャルの頭文字をとったものでビデオ判定のことである。判定の公平性を強化するため導入された。
詳しくはこちら>TMOとは【待つ時間が長い!/ラグビーのルール解説】
デンジャラスタックル
デンジャラスタックルとは危険なタックルのことである。ノーバインドタックル、アーリータックル、ライトチャージ、相手を持ち上げるタックルなどがデンジャラスタックルである。
デンジャラスプレー
デンジャラスプレーとは危険なプレーのことである。その罰は重く、相手ボールのペナルティで再開され更にはイエローカードやレッドカードが出ることがある。
テンズ(10人制)
テンズとは10人制ラグビーの別名のこと。15人制と同じグラウンドで行うが人数は1チーム10人で行われる。前後半10分で行われることもある。香港で行われるテンズは有名でセブンズほどスピードのスピード感、15人制のぶつかり合いの迫力を丁度良いさじ加減で兼ね備えているため、エンターテインメント性が高く人気な大会である。
TOP14
TOP14とはフランスのラグビーのプロリーグのこと。14チームが参加しておりリーグ戦の後、上位6チームがノックアウト形式のプレーオフに進出する。下位2チームは下部リーグに自動降格となる。
トゥイッケナム・スタジアム
トゥイッケナム・スタジアムとはイングランドのトゥイッケナムにあるラグビー専用スタジアムのことでラグビーの聖地の一つとして知られている。収容人数は82,000人を誇るラグビーイングランド代表のホームスタジアムでもある。ラグビーのスタジアムだけでなく、ライブ会場や博物館、レストランや結婚式、eスポーツの会場などでも使用される多目的スタジアムである。トゥイッケナム駅からは徒歩10程で着くらしい。
トップリーグ
トップリーグとは日本のラグビーの社会人リーグのこと。現在は16チームでリーグ戦形式で争われる。2021年よりトップリーグの方式が変わることが発表されている。
トライ
トライとはラグビーの得点のことで相手のインゴールでボールを置くこと。トライをすると5点。トライ後はトライした場所の延長線上からコンバージョンキックの権利を得る事が可能。
トライネイションズ
トライネイションズとはスーパーラグビーの前身でオーストラリア・ニュージーランド、南アフリカの3カ国で構成される国際ラグビーリーグのこと。2016年にアルゼンチンが参加し「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」に変化した。
ドライビングモール
ドライビングモールとはボールを押すことを意味する。
トリコロール
トリコロールとはラグビー用品を販売する日本のラグビーショップである。オリジナル商品も扱っている。国内に5店舗展開している。
トリプルクラウン
トリプルクラウンとはシックスネイションズにおいてイングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズのいづれかのチームが全勝優勝をするとトリプルクラウンという。
ドロップアウト
ドロップアウトとは相手がキックしたボールをインゴールでグラウンディングした時、もしくは、相手が勝ったボールがデッドボールラインを変えた時に再開するプレーのこと。自陣22mラインからドロップキックを蹴って行われる。
ドロップキック
ドロップキックとは一度地面にワンバウンドさせてから蹴るキックのこと。ドロップキックの場合はノックオンにはならない。キックオフやドロップアウトの時に使うキック。
ドロップゴール
ドロップゴールとはドロップキックでゴールポストを狙うゴールキックのこと。通常のプレー中に行われるものであり、成功すると3点がもらえる。また、コンバージョンキックをドロップキックで蹴ることも出来るがこの場合成功しても2点である。
ドレスチェック
ドレスチェックとは試合前にレフリーが両チームのロッカールームに来て爪やスパイク、その他着用具がルールに則しているかをチェックすること。爪のチェックではレフリーの手のひらに爪をぶつけて尖っているか判断する場合と、見て判断する場合の2パターンあるが、これはレフリーの好みの問題である。ヘッドキャップや肩パッドなどの着用具は安全性だけでなく国際ラグビーボード(IRB)のIRBマークが付いている事も必要な為、注意が必要。
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ラグビー用語集:な行
ラグビー用語集「な行」
夏合宿
夏合宿とは全てのラガーマンが戦々恐々する年に一度実施されるイベントのこと。
基本的に夏合宿のメインは聖地「菅平」で行われるが、夏合宿を2分割しているチームもあり、その場合には菅平合宿の前に別の場所で練習を中心とした合宿が行われる事が多い。
どちらかと言うと夏合宿のスケジュールは試合をメインに組み立てられる事が多いが、中高生の場合には試合後にみっちり理不尽な練習が待っている事がほとんど。その経験が強い絆を生む。
ナショナルチーム
ナショナルチームとは国や地域の代表チームのこと。
ラグビーでは日本以外の国含め、代表となる上で国籍の定めは無く、その国での出生や一定期間以上の滞在など特定の条件を満たす事で代表権を得る事が可能。
ナンバーエイト(No8、背番号8番)
ナンバーエイト(No8)とはその名の通り背番号8番のフォワード最後尾のポジション。
スクラムハーフと連携してセットプレーからのサインプレーを展開したり、状況に応じて相手がキックを蹴り入れる場所を想定して動くなど総合的なスキルが求められる。
ニーリング
ニーリングとはスクラムで意図的に膝を地面につけること。
スクラムのプレーが中断する事にも繋がり、ニーリングをした場合にはペナルティとなる。
22mライン
22mラインとはインゴールラインから22mの位置にある実線のこと。
(10mラインは中心のセンターラインから10mの位置にある点線)
22mラインより自陣インゴール側でキックを蹴って直接タッチラインの外に出た場合にはダイレクトタッチキックとなる。
詳しい解説はこちら>ダイレクトタッチキックとは【あー出ちゃった/ラグビーのルール解説】
認定トライ
認定トライとはゴール前などで攻められているディフェンス側が反則をした場合に、そのペナルティがなければトライに繋がっていたとレフリーが判断するとトライとして認められること。ペナルティトライと同義。
ネックロール
ネックロールとはブレイクダウンなどのラック時に相手を無力化するべく肩から上(主に首を指す)に手や腕をかけて回す(ロール)こと。
非常に危険なプレーである事からペナルティとなり、意図的なプレーはシンビン(イエローカード/レッドカード)となる場合がある。
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ノーキック
ノーキックとはトライ後のコンバージョンキックを行わない選択をすること。
ノーキックとする例は、隅でトライした後の点差が6点で残り時間が30秒の状況があるとし、この状況で相手に勝つ現実的な方法はもう1トライを取ってゴールを決めること。
キックを蹴っている時間を勝つ為に敢えて無くすのがノーキック。
(若い世代であまりに圧倒しているが故にキックを省略する事例もあり)
ノーサイド
ノーサイドとはラグビーで試合が終わること。
No(無い)Side(側)ということで試合終了の瞬間から敵味方の区別が無くなり、互いの健闘を称え合うという意味がラグビー界全体で浸透している究極のスポーツマンシップ用語。
ちなみに弊社の社名は株式会社ノーサイドである。
ノーサイドクラブ(NoSideClub )
ノーサイドクラブは高田馬場駅が最寄りのラグビー特化ダイナー。ラグビーが常時流れ続けている大画面と大ジョッキビールという最高の組み合わせを堪能する事ができる。お酒も様々な種類があると共に各種おつまみも充実しており、ラグビー選手も多く来店することからファンなら一度は行っておきたい店。
ノーサイドゲーム
ノーサイドゲームとは2019年7月7日から9月15日までTBSで放送されラグビーファンを一気に増やしたドラマ。
撮影場所は知ってる人は「あ!」となるトップリーグ所属の東芝府中のグラウンド。
ノーサイドゲームの撮影はかなりハードで試合のシーンは本気でプレーをして撮影されており、NGが重なると現場は殺伐とした雰囲気になっていたと言う噂がある。オーディションではガチのラグビー経験者を募集していたので元プロラグビー選手が多く、浜畑役を務めた廣瀬氏や安西役を務めた齊藤氏を始め9名は社会人ラグビーを経験している。なお、同ドラマに出演していた元サントリーの中村慎祐氏は半沢直樹2のタスクフォースのボディガードとしても出演している。
ノーサイドTV
ノーサイドTVとは当ラグビーメディアのことで2020年2月1日に立ち上がったラグビー総合メディア。中学から全国レベルでプレーしてきた編集者らがラグビーが好きすぎて立ち上げたWEBメディアで今後日本最大のラグビー総合メディアと成長する予定。なお、編集者が最も尊敬するラグビー選手は元オールブラックスのベン・スミスで神戸製鋼への移籍が決定した際には狂喜乱舞。
ノーバインド
ノーバインドとは相手を掴まないプレーをすること。
ラグビーでは安全性の観点からスクラムやタックルなど要所要所でバインドが必須とされているがノーバインドの判定をされた場合には後述するノーバインドタックルのように危険プレーとみなされてペナルティとなる。
ノーバインドタックル
ノーバインドタックルとは相手を掴まずタックルをする反則のこと。
第三者の目線ではタックルというよりも単に正面衝突をしているように見えるプレーでペナルティとなる。
両者共に危険が伴う為、意図的な場合にはシンビン(退場)となる場合がある。
ノーホイッスルトライ
ノーホイッスルトライとは試合開始時やトライ後のキックオフでプレーが始まった後、プレーが中断せずトライに繋がること。プレーが途切れない=レフリーが笛を吹かないのでノーホイッスルトライと言う。
力量に差があるチームの試合ではもちろん起こりやすいが、トップレベルの試合ではスキルの高さ故にプレーが中断しにくい事もあり、ノーホイッスルトライになる事もしばしば起こる。尚、ノーホイッスルトライの最速記録は不明だが、ノーホイッスルドロップゴールは2019年ワールドカップのウェールズvsオーストラリアでウェールズのダン・ビガー選手が開始35秒で決めたゴールが最速である。
ノーボールタックル
ノーボールタックルとはボールを持っていない選手に対するタックルのこと。
パスしたと見せかけるパスダミーや、パスをもらうジェスチャーをしていた選手を飛ばしたパスなど、ディフェンスが判断を誤ってしまった場合に起こる。
また、ボールをキャッチする直前や、パスをした直後の選手に対するタックルもノーボールタックルであり全てペナルティの判定となる為、タックルをするディフェンス側は相手の状況を見極めたプレーが必要。
ノックオン(ノッコン)
選手からはノッコンの名称で知られているノックオンとはボールを前に落としてしまうこと。
「前に」と言っても判定は様々で、真下に落ちた場合にノックオンを取られる事もあれば、取られない事もある。この現象はレフリーが真下に落ちたように見えたボールが厳密には前か後ろかを判断してジャッジしている。
ノックオンオフサイド
ノックオンオフサイドとはノックオンした際、前にいる味方にボールが触れてしまった場合のオフサイド判定のこと。
よく「前にいる味方がボールを取る」と誤解されているが、触れた時点でペナルティとなる。
ノックバック
ノックバックとはボールを後ろに落としてしまうこと。
ノックオンと思いきやセーフだったのは後ろにボールが落ちたノックバックとレフリーが判定したため。
ノット10mバック
ノット10mバックとはペナルティでアタック側がその場からすぐプレーを始めるタップ&ゴー(ハリスタート)を選択した場合に、ディフェンス側の選手が10m下がらずプレーをした際に取られる反則のこと。
ペナルティを取られた場合には10m下がる必要があり、ノット10mバックを取られた場合には当初のペナルティ地点から10m進んだ場所で仕切り直しとなる。
詳しい解説はこちら>ノット10メートルとは【バックとキックオフ|ラグビーのルール解説】
ノット1m(ノットワンメーター)
ノット1m(ノットワンメーター)とはラインアウトで敵味方の間隔を1m確保しない場合に取られる反則のこと。
詳しい解説はこちら>ノット1メートルとノット5メートルとは【ラグビーのルール解説】
ノット5m(ノットファイブメーター)
ノット5m(ノットファイブメーター)とはラインアウトの際、5mラインの外(スロワー側)でボールをキャッチしてしまうこと。
詳しい解説は前項の記事を御参照。
ノットストレート
ノットストレートとはラインアウトでスロワーがまっすぐボールを投げ入れないこと。
強風でボールの軌道が曲がってしまってもノットストレートとなる。
詳しい解説はこちら>ノットストレートとは【基準や許容範囲も|ラグビーのルール解説】
ノットリリースザボール
ノットリリースザボールとはボールを持って倒れた際、相手にボールを取られないようボールを持ち続けてしまう反則のこと。
倒れると同時の1プレーは許容されているものの、その後、速やかにボールから手を話さなければならない。
一見簡単に防げそうな反則であるにも関わらず代表クラスでもノットリリースザボールが頻発するのは「ギリギリまでボールを離さない方が有利」「ボールを離したいものの相手が自分の腕とボールを一緒に抱えてレフリーにはノットリリースに見えた」などが理由の一部として挙げられる。
ノットロールアウェイ
ノットロールアウェイとはブレイクダウン(ラック)でタックルをした選手や、ブレイクダウンに参加して倒れてしまったディフェンス側の選手がすぐに起き上がらないために、ボールが出るのを妨害してしまう反則のこと。
ノミネート
ノミネートとはラグビーの試合中、ディフェンス側の仲間同士でアタック側の「誰を見ていてディフェンスに備えているか」を伝える為の合図。
指で指し示しながらポジションを「スタンド!やセンター!」という感じで声に出す場合もあれば「10番!12番!」と背番号で伝える事もあり、状況やチームの方針によって異なる。
ノーサイドクエスト
ノーサイドクエストとは好本拓朗著のラグビーを題材とした日本の漫画である。元日本代表の不動琢磨が弱小高校のラグビー部の監督となり奮起する様子が描かれている。メンバーを他の部活から集めラグビーの特徴でもある長所と短所を互いに補い合う精神を最大限に活かしラグビーをRPGゲームのように攻略していくことで優勝を目指していく。「ラグビーにエースはない」といった名言が1巻からいきなり登場するがまさにその通りである。
詳しくはこちら>RPG風にラグビーを攻略!ノーサイドクエストが面白い!!
用語集検索へ>ラグビー用語集検索に戻る
ラグビー用語集:は行
ラグビー用語集「は行」
バージング
バージングとはラインアウトの際に並んでいる選手が相手選手に掴むなど、接触してプレーの妨害をする反則のこと。ボールをキャッチした選手に対してはもちろんプレー可能であるが、ラグビーではボールを持たない選手に対してのプレーは基本的にセットプレー/モール/ブレイクダウン以外では起こらない。
ハーフウェイライン
ハーフウェイラインとはグラウンドの中心線のこと。
(キックオフが開始されるラインがハーフウェイライン)
ハーフタイム
ハーフタイムとは前半が終わった後に後半が始まるまでの休憩時間であり15分を超えてはならないと定められている。両チームで合意する事が出来た場合には短くなる事もある。
ハーフ団
ハーフ団とはスクラムハーフ(SH/9番)とスタンドオフ(SO/10番)のペアのことで、試合実況でもよく使われる用語。試合のテンポはハーフ団によって左右される為、非常に重要な役割を持つ。
ハイタックル
ハイタックルとは肩より上にタックルをする危険なプレーであり反則を取られる。
詳しい解説はこちら>ハイタックルとは【肩より上は危険!|ラグビーのルール解説】
ハイパント
ハイパントとはボールを高く蹴るプレーのこと。
高く蹴ることによる対空時間を活かし、陣地を進める以外にボール奪取も目的の1つにされている。蹴った後にボールを追いかける(チェイス)選手が重要。
パイルアップ
パイルアップとはプレーが停滞してしまった場合にレフリーの判断で有利な状況のチームのスクラムで試合を仕切り直すこと。例えばモールでボールが埋もれてしまい停滞してしまった時には「モールパイルアップ」と呼ばれる。
バインディング
バインディングとはスクラムやモールなどで敵味方を掴んでいること。
スクラム時にFLなどが味方に肩を付ける事を指す場合もある。
バインド(広義のバインド)
バインドとはタックルなどのプレーでは相手を掴まなければならないというラグビーの原則に沿ったルールのこと。
ハカ
ハカとはニュージーランド(NZ)の伝統民族であるマオリ族の舞踊のこと。
ラグビーではNZ代表オールブラックスが国際試合に於いてハカを行うのが有名であるが、これは「恐怖心を払拭して、試合の前に戦う準備や心構えをするため(※)」と言われている。
(※ハカ指導者のジェーマス・ウェブスター氏の発言よりby HUFFPOST)
パシフィック・アイランド
パシフィック・アイランドとは直訳すると太平洋諸島のこと。
馴染み深い人が多いと思われるラグビー国はフィジーやサモア、トンガなど。
パス
ラグビーのパスとは主にフラットパス、スクリューパス、キックパスなどが挙げられる。
フラットパスとは回転の掛かっていない無スクリューのパスのこと。
スクリューパスは比較的風に強く遠くへ飛ぶがモーションがやや長く、フラットパスは風に弱く距離も出にくいがモーションが短いため近場の仲間へのパスに用いられる。
パスダミー
パスダミーとはパスをすると見せかけてパスをせず相手ディフェンスを惑わし、抜き去ろうとするプレイのこと。
バケモノ
バケモノとはラグビー界(特に高校生/大学生中心)でたまに使われる屈強な選手を指す言葉である。
尚、固有名詞は控えさせて頂きますがこれを書いている私が高校2年生の頃(2006年)の東海大仰星高校(その年は花園優勝)はバケモノばかりだった記憶しかありません。
ハッキング
ハッキングとは相手のすねを蹴って転ばせるなどの禁止行為である。ラグビーが生まれた時期には行われていたプレーと言われているが、その暴力性から100年以上も前に禁止された。現在、暴力行為があった場合には問答無用でペナルティやシンビンになり「ハッキング」などの反則名などは使われない。
バックス
バックスとはスクラムハーフ以降の背番号9-15番のポジションを担う選手の総称。
バックスリー
バックスリーとは左ウイング(11番)、右ウイング(14番)、フルバック(15番)の3ポジションの総称。
バックロー
バックローとは左フランカー(6番)、右フランカー(7番)、ナンバーエイト(8番)の3ポジションの総称。
バッファロー
バッファローとは右手でお酒を持っていた場合に突如として起こる一気飲みコールのこと。ラグビーでは試合が終わるとアフターマッチファンクションという両チームの会合(立食方式)が行われるが、この際、右手でグラスを持っていると握手をした際、相手に冷えた手を差し出す事となり失礼にあたるから、というのが由来と言われている。尚、ラグビー選手同士のプライベート飲み会では右手で持っている人がいたらすかさずバッファローコールをかけるのが一般的。とにかくバッファロー狙いで周囲を観察する人と過ちを繰り返す人の2極化が起こりやすい。
花園(はなぞの)
花園とは全国の高校生にとって憧れの聖地である東大阪市にある花園ラグビー場。最寄り駅は東花園駅であり元々は聖地のイメージとは裏腹に駅前は若干(良い意味で)閑散としていたが、2017年10月にリニューアルが終了して賑やかな雰囲気の駅となった。
罰
罰とはペナルティのこと
パンツ
ラグビーにおけるパンツとは下着ではなく履いている短パンを指す。
ラグビーでは一般的な「パンツ」は着用せず、スパッツを着用する。
ハンド
ハンドとはプレーをしてはいけない状況で手を使う反則のこと。
詳しい解説はこちら>ラグビーの反則 ハンドとは【ルール|ラックではお触り禁止!】
パントキック
パントキックとは手に持っているボールをバウンドさせずに蹴る一般的なキックのこと。
高く蹴り上げるパントキックはハイパントと呼ばれ、ボールを1バウンドさせて蹴るキックはドロップキックと呼ばれる。
ハンドオフ
ハンドオフとはボールを持っている選手が相手ディフェンスのタックルを手で崩したり、突き飛ばしたりするプレーのことです。低いタックルをしてきた選手には上から下に向かうハンドオフをしてタックルを潰したりと、使いこなせるようになると非常に有効なプレーです。
ピックアンドゴー
ピックアンドゴーとはラックなどでボールが地面にある時、スクラムハーフからパスを受けてアタックするのではなく、直接ボールを拾い上げて前に進むプレーのことです。
何度も何度も素早く繰り返すことによって徐々に前進したり、相手のディフェンスが密集に寄るためバックスのアタックゾーンが出来るなど、様々なメリットがあります。
ピックアップ
ピックアップはラックなどで倒れている時にボールを「拾い上げる」ことを指す反則であり、「手を使う」ハンドと基本的には同義で用いられている。
平尾誠二さん
平尾誠二さんとは現役時代に日本代表入りし、その後は日本代表監督やトップリーグの神戸製鋼の総監督及びGMを経験し「ミスター・ラグビー」と呼ばれた人物。有名な著書として「理不尽に勝つ」が挙げられる。
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ファイアー
ファイアーとはラグビーに於いて、相手がボールを展開し始めたその瞬間、ディフェンスラインが一気に前に出て距離を詰める戦術のこと。尚、ファイアーは高校生や大学生でも使われている用語である(戦略上、呼び方を変える事もある)。
フィールドオブプレー
フィールドオブプレーとはラグビーグラウンドのタッチライン(横)とトライライン(縦)に囲まれたフィールドのことを指す。尚、タッチラインとトライラインはフィールドオブプレーに含まれていない。
フェアキャッチ
フェアキャッチとは相手が蹴り入れてきたボールを22mラインより自陣で「マーク!!」と言いながらノーバウンドでキャッチすることでプレーを中断して仕切り直せるルールのこと。尚、「マーク」の声はレフリーに聞こえなければ中断させる事が出来ない。
詳しい解説はこちら>フェアキャッチとは【マーク!!/ラグビーのルール解説】
フェーズ
フェーズとはボールを展開してアタックを始めてから止まる(止められる)までの一連の流れを指す単位のこと。例として5フェーズ目という場合には、既に4回はアタックしてラックやモールなどを行い、5回目の展開(パス)を5フェーズ目と呼ぶ。
フォールオンザボール
フォールオンザボールとはブレイクダウン中などの如何に関わらず地上にあるボールに対してかぶさるような形で倒れ込み、そのままプレーの妨害をすること。ライイングオンザボールと同義。試合ではなかなか見かけない反則。
フォワード
フォワードとは背番号1-8番のポジションを担う選手の総称。
スクラムやラインアウトなどのセットプレーはフォワードを起点に行われる。
不正なプレー
不正なプレーとは妨害や不当なプレー、繰り返す反則、危険なプレー、及びスポーツマンシップに即さない行為。
フッカー(HO/2番)
フッカー(HO)とはスクラムの最前線で中央の位置にいるポジション。
スクラムではフォワード全体のバランスを取りながらスクラムのコントロール&入ってきたボールのフッキング(後ろに蹴り入れること)を行い、ラインアウトではスロワーを任されるなどセットプレーの中心人物。攻撃的なタイプの選手が比較的多いのが特徴。
フッキング
フッキングとはスクラムを組んだ後にスクラムハーフが入れてきたボールをフッカーが後ろに蹴り込むこと。
プッシュオーバートライ
プッシュオーバートライとはスクラムかラックでインゴールへ入り、ボールがゴールラインに触れる or 越えた際にボールをグラウンディングしてトライが認められること。
フットアップ
フットアップとはスクラムでスクラムハーフがボールを入れる前にフッキングをするフッカーが片足を上げてしまう反則のこと。タイミングが重要であり、また、片足を上げた時に押されないようフッカーは日頃の鍛錬が必要。
フライングウェッジ
フライングウェッジとはペナルティやフリーキックの際、その場からゲームを再開する時にボールをもらった選手の両サイドをそれぞれ選手が掴んで前進しようとする反則のこと。ラグビー協会の競技規則には両サイドについた選手が「キャリアー前方に位置することが多く、競技規則に反する」と書かれている。
ブラインドサイド
ブラインドサイドとは基本的に密集を起点に「狭い方のゾーン」を指し、両サイド共に同じくらいの広さだった場合には元々攻めていた左右どちらかの方向の逆を指す。オープンサイドの反対語。
ブラッドビン
ブラッドビンとは出血措置を行う為に15分を限度に設けられている一時交代のルール。復帰する際にはアシスタントレフリーの確認が必要となる。
フランカー(FL/6番-7番)
フランカーとはスクラムを起点に攻守で走り回り無数のタックルを決める背番号6番と7番の選手である。チームによってはスクラム時、6番7番に関係なく常に広い方でセットするオープンサイドフランカーと逆目にセットするブラインドサイドフランカーを配置する戦略を取る事がある。
フリーキック
フリーキックとは軽微な反則をした場合に相手ボールでゲームを仕切り直すルールである。
フリーキックでマイボールとなったチームはタッチキックも選択可能であるがペナルティキックとは違い、22mより自陣から蹴ったボールがノーバウンドでタッチラインの外に出た場合にはダイレクトタッチとなり蹴った位置で相手ボールとなってしまう。
詳しい解説はこちら>ラグビーのフリーキックとは【ペナルティキックとの違い|ルール】
ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ
ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズとはイングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの4ヵ国の代表チームである。
フルバック(FB/15番)
フルバックとは最後尾に位置するポジションである。相手が抜け出た場合には最後の砦であり、キック対応も多いため柔軟な動きが求められる。
ブルーソール
ブルーソールはラグビー用品を取り扱う「スズキスポーツ」が展開するスパイクである。その名の通り裏側が青くデザインされており、その頑丈性から足に高負荷がかかるスクラムを組むフロントローの選手に愛用者が多い。
ブレイクダウン
ブレイクダウンとはボールの争奪を行うことで、概ねラックでの攻防を指す。ブレイクダウン時では倒れている選手(地面に膝が付いている選手)はプレー不可となるため、生きている選手(地面に膝が付いてない選手)がいかにして的確な状況把握をして適切な行動を出来るかが攻防の行末を分ける。
ブレイブ・ブロッサムズ
ブレイブ・ブロッサムズとは日本代表の愛称であり「勇敢に闘う桜の戦士」という意味が込められている。選手間で日本代表をブレイブ・ブロッサムズと呼ぶ事はあまりなく、基本的には「ジャパン」や「代表」という言葉が使われる。元々はチェリーブロッサムズと呼ばれていたが2003年のラグビーW杯の試合が海外メディアに絶賛される中でCherryではなく勇敢を表すBraveを使いBrave Blossomsと呼ばれたことから以降、ブレイブブロッサムズが定着した。
プレーサー
プレーサーとはプレースキック(ボールを置いてのキック)の際、強風などでボールが自立しない際にボールを抑える選手の事を指す。
プレースキック
プレースキックとはボールを置いてのキック。トライ後のコンバージョンキックやペナルティ時のペナルティゴールなどが該当する。
プレーヤーの服装
プレーヤーの服装とはラグビーユニオンの競技規則で厳格に定められている。基本的には安全性を考慮した規則となっており、ジャージなどの基本的な服用に追加で着用が認められているものが制定されている。
ブレディスローカップ
ブレディスローカップとはオーストラリア代表(ワラビーズ)とニュージーランド代表(オールブラックス)が対戦する国際対抗戦のこと。
プレミアシップ
プレミアシップはイングランドのラグビープロリーグであり12のクラブチームで構成されている。
プロ14(Pro14/ギネスPRO14)
プロ14とはアイルランド、南ア、スコットランド、ウェールズ、イタリア各国のプロクラブチームがひしめくリーグのこと。イングランドの「プレミアシップ」やフランスの「トップ14」と並ぶヨーロッパ内の最高クラスのリーグ。
プロップ(PR/1番&3番)
プロップとはフッカーと共にスクラムの最前線で活躍する戦士のこと。チーム1の屈強な肉体を持ち、全ての始まりであるスクラムの運命を左右するポジション。心の優しい選手が多く、また、フッカーを含む前列の選手同士の絆は非常に絆が固い。
プロフェッショナルファウル
プロフェッショナルファウルとは故意に反則を犯すこと。プロフェッショナルのファウルと、皮肉が込められた名称となっており、ペナルティはもちろんのこと、シンビンになる事も多い。
フロントロー
フロントローとは左プロップ(左PR/1番)とフッカー(HO/2番)と右プロップ(右PR/3番)の総称でありスクラムの最前線を担うポジション。
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ヘッドキャップ(ヘッドギア)
ヘッドキャップ(ヘッドギア)とは試合や練習で頭に身に付けるクッション性のある防具のこと。高校生までは着用必須であるが大学生からは着用有無が自由になる。1つのヘッドキャップに2種類の色が使われているものは「ツートンカラー」と呼ばれ、少々値段が張るがなかなかオシャレな為、社会人まで愛用者は多い。
ペナルティ(ラグビーでの反則)
ペナルティ(反則)とはラグビーユニオンの競技規定に基づく試合中の違反行為。ペナルティに該当する行為を行った場合には相手ボールとなり、ボールを得たチームはペナルティキックやタップ&ゴー、ペナルティゴール、スクラムなど有利な選択肢を得る事が出来る。
ペナルティゴール(PG)
ペナルティゴールとは相手がペナルティをした場合に得られる選択肢の1つで、直接ゴールキックを狙うこと。トライ後のコンバージョンキックが入った場合は2点であるが、ペナルティゴールが入った場合には3点となる。世界最高の戦いが繰り広げられるラグビーW杯では各試合、ディフェンスのレベルが非常に高いことからトライを狙いに行くよりもペナルティゴールを積極的に狙いにいくシーンが多く見受けられた。
ペナルティトライ
ペナルティトライとはゴール前などで攻められているディフェンス側が反則をした場合に、そのペナルティがなければトライに繋がっていたとレフリーが判断するとトライとして認められること。認定トライと同義。
ペナルティキック
ペナルティキックとは相手がペナルティをした場合に得られる選択肢の1つで、ラッチラインに出てもマイボールとなるタッチキックのこと。
詳しい解説はこちら>ペナルティキックとは【オプション選べます/ラグビーのルール解説】
ヘルドアップインゴール(ヘルドアップ)
ヘルドアップインゴールとはゴール前の攻防でアタック側がインゴールへ入ったものの、相手にボールのグラウンディングを阻止されプレーが止まった場合、止まった場所を起点とした5メートルラインでアタック側ボールのスクラムでプレーを再開すること。
ホイール(スクラムホイール)
ホイール(スクラムホイール)とはスクラムで押しながら回転させる(押されながら回転させられる)ことを指す。「スクラムが90度以上回ると相手ボールになる」というルール上、マイボール側は「押されない/回らない」ことに注力し、相手ボールスクラムの場合には「とにかく真っ直ぐ押す/回ったらラッキー」という考えとなる。尚、故意的にスクラムを回した場合には反則となる。
妨害
妨害とはプレー中に相手選手の邪魔となる反則「オブストラクション」やラインアウト時に試合を遅延させるウエストオブタイムなど複数の事柄を指す。ラグビーでは基本的に妨害となるプレーは禁止されており、場面ごとに反則名が異なる場合が多い。
防御側
防御側とはボールの所有権を持っていないチームのこと。
保持
保持とはボールの所有権を維持すること
ボールキャリア
ボールキャリアとはボールを持っている選手のこと。
ボールを抱える
ボールを抱えるとは呼び名の通りボールを持っている状態を指すが、アタック後にラックで倒れた時などに相手からボールを取られないよう一瞬ボールを隠すことを「抱える」と呼ぶこともある。
ホーン
ホーンとはラグビーの試合に於いて前半及び後半の終了時刻を伝える音。ホーンが鳴った後、ペナルティが起こった場合には試合は継続されるが、それ以外で試合が中断した場合には前半ならハーフタイムとなり後半であればノーサイド(試合終了)となる。
ポジション
ポジションとはプロップ(1・3番)、フッカー(2番)、ロック(4・5番)、フランカー(6・7番)、ナンバーエイト(8番)、スクラムハーフ(9番)、スタンドオフ(10番)、ウイング(11・14番)、フルバック(15番)に大きく分けれられる。
ボックスキック
ボックスキックとはモールやラックなどの密集の裏側から主にスクラムハーフが直接蹴るハイパントのこと。トップリーガーの日和佐選手は【「箱に落とす」ようにピンポイントで狙うキック】と表している。
ポッド
ポッドとは主にFW8人の選手がいくつかのグループとなってグラウンドを複数エリアに分割・担当していく攻撃方法。
ポップパス
ポップパスとは近距離にいる味方に対して「浮かせる」ような軌道で投げるパスのこと。ボールの回転は基本的に無スクリューである。
ホールディング
ホールディングとはタックルではボールを持ってる相手が倒れたらすぐ手を離さないとホールディングという反則を取られるルールのこと
詳しい解説はこちら>ホールディングとは【すぐ離す|ラグビーのルール解説】
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ラグビー用語集:ま行
ラグビー用語集「ま行」
マーク
マークとは相手が蹴り入れてきたボールを22mラインより自陣で「マーク!」と言いながらノーバウンドでキャッチすることでプレーを中断して仕切り直せるルール「フェアキャッチ」で行われる掛け声のこと。
マークオブタッチ
マークオブタッチとはボールを蹴り出した時のキッカーの位置を指す用語。
マークまたは地点を通る線
マークまたは地点を通る線とはタッチラインに平行した線である。
マウスピース
マウスピースとはラグビーに於いて怪我の予防及びパフォーマンス向上を目的に着用される装着物。歯及びその周囲組織を守り外傷を防ぐ効果があり、ラグビーではほとんどの選手が使用している。ある程度使っていると奥歯部分のどちらかに穴が空いてくる。マウスピースは湯につけて自分で型取りするタイプと、歯医者で作るタイプの2種類があるが、基本的には自身の歯形にしっかり合うよう歯医者で作る方が良い。一昔前は8,000円ほど。
マッチオフィシャル
マッチオフィシャルとは試合の主催者によって定められた1名のレフリー(主審)と2名のタッチジャッジ乃至アシスタントレフリーのこと。
ミズノ
ミズノとは美津濃株式会社が運営するスポーツブランドであり、ラグビー用品ではスパイクやヘッドキャップ、ジャージなど様々な種類を販売しているラガーマンの味方。多くの人はご存知なかったかもしれないが、2019年3月末時点の資本金は261億3,700万円の大企業である。
胸パッド(胸当て)
胸パッド(胸当て)とはラグビー競技規則で女性選手に認められている着用具。軟らかく薄い材質で作られている必要がある。
メジャーリーグラグビー(MLR)
メジャーリーグラグビーとは創設2018年された北米のプロラグビーリーグであり、2020年度のメジャーリーグラグビーでは12チームが参戦。
モール
モールとはラグビーにおけるプレー状態を指す用語の1つでありボールが地面に落ちている状態のラックに対し、ボールが地面に落ちずにプレーされていることを指す。
「もう一試合お願いします!」
「もう一試合お願いします!」とは全国的にも【ごく一部の高校】で行われる1日で何度も何度も試合が出来る魔法の言葉である。ライバル校同士の練習試合があった際に負けたチームは相手チームの監督の元へ駆け足で向かい、魔法の言葉で再戦の申し込みをして快諾を得る。その後も、勝敗が逆になったとしてもまた再び負けたチームより魔法の言葉が出てくる。尚、相手チームからの申し出を受けるかどうかの選択肢は選手に1ミリも存在しておらず、全て監督の一存。つまり監督同士が熱い場合にはそのやりとりが繰り返し行われる。たまったもんじゃない
モールアンプレアブル
モールアンプレアブル(Maul-unplayable)とはモール状態でボールが相手に絡まれる事でボールが出ず、どちらチームのボールであるのか不明となっている状態のこと。モールアンプレアブルとなった場合にはレフリーが有利と判断したチームのスクラムで試合が再開される。
モンキー(MONKEY)
モンキー(MONKEY)とは外苑前駅、徒歩1分の場所(東京都港区北青山2-12-11)に位置するラグビー関係者が多い居酒屋である。居酒屋と言っても広々とした清潔感ある雰囲気で美味しい料理とお酒が楽しめるお店であり、秩父宮ラグビー場での試合観戦後の乾杯には最適な場所である。
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ラグビー用語集:や行
ラグビー用語集「や行」
や ゆ よ
ユーズイット
ユーズイットとはプレーが止まった際にボールを出すようレフリーから指示されるルールのこと。モールが2回止まってしまった場合や5秒ほどプレーが停滞した場合にユーズイットの声がかかる。
ユニット(ポジショングループ)
ユニットとは主に練習でフォワードとバックスを分ける為に使用される用語のこと。「アップ後はユニット」という指示があった場合にはユニット練習でフォワードとバックスそれぞれ分かれての練習が始まる。
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ラグビー用語集:ら行
ラグビー用語集「ら行」
ライイングオンザボール
ライイングオンザボールとはブレイクダウン中などの如何に関わらず地上にあるボールに対してかぶさるような形で倒れ込み、そのままプレーの妨害をすること。フォールオンザボールと同義。試合ではなかなか見かけない反則。
ラインアウト
ラグビーのラインアウトとはボールが外に出た場合に行われるセットプレーです。普段のプレー中やフリーキックの場合に蹴って外へ出た場合、出た位置の相手ボールラインアウトでプレーが再開されます(ダイレクトタッチは除く)。
ラインアウトの詳細はこちら>ラグビーのラインアウトとは【ルールやリフト・戦術・投げ方解説】
ラインアウトの反則はこちら>ラグビーのラインアウトルール|反則別解説
ラインアウトプレーヤー
ラインアウトプレーヤーとはラインアウトが行われる際にラインオブタッチを中心に並んでいる選手のこと。
ラインアウトに参加しているプレーヤー
ラインアウトに参加しているプレーヤーとは上記ラインアウトプレーヤーと同義。
ラインオブタッチ
ラインオブタッチとはラインアウトで両チームが並んでいる中心線のこと。ラインアウトでは両チームの間を1m空けなければならない。
ライン攻撃
ボールをポイントから下げて展開する攻撃のこと。ラインアウトからの攻撃を指しているわけではない。
ラグビーボール
ラグビーボールとは多くの国民に愛されている楕円球。
ラグビーユニオン
ラグビーユニオンとはラグビーW杯でも選択された15人制ラグビー競技のこと。一般的に親しみのあるラグビーはまさにこの「ラグビーユニオン」であるが、実はラグビーには後述する「ラグビーリーグ」というリーグも存在している。
ラグビーリーグ(リーグラグビー)
リーグラグビーとも呼ばれているラグビーリーグとは13人制ラグビーでラック・モール・ラインアウトなどが存在せず、スピードやコンタクトプレーの比重が高いラグビー。トライの点数も4点。Youtubeに試合の光景が載っているがとにかく激しく、15人制ラグビーでは反則となるようなプレーもセーフだったりする。見る人/やる人どちらも好きな人にとってはとにかくたまらないラグビーが、このラグビーリーグである。
ラック
ラックとはラグビーのプレー状態を示す言葉でありボールが地面に付いていない状態を指す。
ラックアンプレアブル
ラックアンプレアブル(Ruck-unplayable)とはラック状態でボールが相手に絡まれる事でボールが出ず、どちらチームのボールであるのか不明となっている状態のこと。ラックアンプレアブルとなった場合にはレフリーが有利と判断したチームのスクラムで試合が再開される。
ランパス
ランパスとはランニングしながらパスをする地獄の練習。特に高校生の夏合宿に於いては試合に負けると永遠と終わらないランパスをする場合がある。
メディア運営者の高校時代、夏合宿で試合をした際に相手が試合後にランパスをしていた。宿舎へ戻った我々は風呂に入り、食事を済ませ、部屋に戻って部屋から見えるグラウンドではまだランパスが続いていたという逸話が内輪で存在している。
リーグラグビー(ラグビーリーグ)
リーグラグビーとはラグビーリーグと同義。
リザーブ
リザーブとはラグビーの試合における控え選手のこと。
リターンザボール
リターンザボールとはスクラムやラックなどで一度外へ出たボールが再び中へ戻ってしまうこと。リターンザボールをした場合にはフリーキックとなる。
ルースヘッドプロップ
ルースヘッドプロップとは左プロップ(1番)の事を指す。右プロップ(3番)と違い、スクラムを組んだ際に頭の左側が空いていることからLoose-Head(頭の位置が自由)という名称が付いている。
ループ
ループとはラグビーの試合で使われるサインの1つでありパスを投げた選手がパスを受けた選手から再びボールをもらうこと。相手を惑わせながら、成功すると人数が余りやすいというメリットがある。
レイトタックル(レイトチャージ)
レイトタックルとはパスやキックをした後の選手に対してのタックルである。late-tackle(遅いタックル)という意味でレイトチャージとも呼ばれる。ノーボールタックルの一種。
レシーバー
レシーバーとはラインアウトでボールがパスされた際、ボールを捕る位置にいるプレーヤーを指す。基本的にスクラムハーフがレシーバーを務めるが、ルール上はどの選手でもレシーバーになる事が可能。但し、レシーバーの人数は1名のみ。
レッドカード
レッドカードとはシンビンで一発退場を命じられる際に出るカード。
ロスタイム
ロスタイムとは試合中に怪我や選手交代など色々な要因で時間を要した場合に設けられている時間。
ロック(LO/4番5番)
ロック(LO)とは背番号4番5番のフォワードの選手である。ラインアウトでボールを確保する為の中心選手であり、高身長の選手が務める場合がほとんど。黙々と熱くハードなプレーをする人や荒々しくアタックに励む人など、様々なタイプの選手が存在するポジション。
ロンドンスポーツ
ロンドンスポーツとは上野御徒町エリアにある「アメ横」に複数店舗存在しているスポーツ用品店。どこから仕入れたのか不明であるがスパイクが山積みされていてクーポンを使うと2千円前後で買える事もある神の店。
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ラグビー用語集:わ行
ワールドカップ(ラグビーW杯)
ラグビーのワールドカップとはオリンピック・サッカーワールドカップと並ぶ世界三大スポーツイベント。テレビ視聴者数は200カ国以上で40億人超にも上ると言われている。「ラグビーW杯よりもツール・ド・フランスだ」や「F1グランプリだ」という声も一部であるらしいが、あくまで噂。
ワールドラグビー
ワールドラグビーとはラグビーユニオンの国際競技連盟。
ワークレート(ラグビーにおける意味)
ラグビーにおけるワークレートとは一言で表すと試合における1人1人の生産性である。
試合の中で移動した(走った)距離やアタック/タックル回数、ブレイクダウンへの貢献回数などのプレーを数字に表し見える化させた上での生産性を踏まえて「彼はワークレートが高い」といった形で使われる。
ワラビーズ
ワラビーズとはラグビーオーストラリア代表の愛称。
One for All , All for One(ワンフォーオールオールフォーワン)
One for All , All for Oneとはラグビーを代表する言葉の1つ。
広く浸透し、よく使われている意味は【One for All:1人は皆の為に】【All for One:皆は1人の為に】。
但し、本質的な意味合いとして使われるOne for All ,All for Oneの意味は正義や尊敬を重んじる武士の精神と共通していると言われており、例えばリポビタンDで有名な大正製薬の上原社長も「All for Oneはチームメイトだけでなく、すべての国やすべての人々に貢献することを意味します」という旨を発言されたりと解釈は個々によって若干異なる。
故 平尾 誠二氏さんも「皆は1人の為に」ではなく「皆は勝利の為に」という意味で使ったという話があるが、熱い想いが込められた本質論は全員同じ。
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