ラグビーのポジション「スタンドオフ」はラグビーに試合においての司令塔です。日本代表で言うと田村選手のポジションです。
スタンドオフは試合を組み立てチームをコントロールする役割を担っており、勝敗を大きく左右するポジションです。
パスやキック、タックルにランと全てをこなす万能なプレーヤーがスタンドオフです!
ラグビーのポジション スタンドオフとは
スタンドオフはチームの司令塔!
スタンドオフはチームの司令塔です。試合をコントロールしチームを勝利に導く中心的な役割を担っています。
スタンドオフの役割を紹介しましょう。
・キックオフやトライ後でドロップキックを蹴る。
・タッチキックやペナルティキックでキッカーを務める。
・コンバージョンキックペナルティゴールでキッカーを務める。
・攻撃の時、スクラムハーフから一番にボールをもらいパス、攻撃を展開する。
・激しいタックル。
主にこんな感じです。
様々な場面において起点となります。
その為、試合の流れを予測しチームをコントロールするのでラグビーの理解度を高める必要があります。
スタンドオフの役割とは
キック
ラグビーは自陣深くに侵入された時、ピンチを脱する為キックをタッチラインの外に蹴り出し陣地を挽回します。このキックを蹴るのがスタンドオフです。
スタンドオフのキック力があれば大きく陣地を挽回する事も出来ますが、キック力が無かったり、コントロールが悪かったりすると陣地を挽回出来なかったり相手にボールを渡してしまう為ピンチにさらにピンチになってしまったりします。
その他にキックパスもあります。キックパスは唯一前にボールを運ぶことが出来るパスです。
キックパスが決まると大きなチャンスになりますが失敗すると大ピンチ。練習が必要なプレーですね。
コンバージョンキックとペナルティゴール
トライ後のコンバージョンキックとペナルティゴールを蹴るのもスタンドオフの役割です。
コンバージョンキックは2点、ペナルティゴールは3点を獲得できるのですがこの2点、3点は試合を左右する非常に重要な得点源です。
例えば試合終了間際15対9で負けている時、トライを取って5点を追加し15対14と1点差、ゴールを決めれば勝利、外せば負け、こんな状況でキックを蹴ると考えたらどうでしょうか?すごいプレッシャーですよね。
スタンドオフはプレーをしながらこんなプレッシャーとも戦っているのです。
チームによってはスタンドオフ以外の選手がコンバージョンキックを蹴る場合もありますが、ほとんどのチームがスンタドオフがキックを蹴っています。
攻撃の起点となるパス
スタンドオフはほとんどの攻撃の起点となります。
スクラムハーフからまず最初にパスを受け、バックスやフォワードへとボールをパスし展開していきます。
バックスのサインプレーもほぼスタンドオフが決めています。
スタンドオフはキックと同様にパスをする回数も多いポジションです。
また、パスだけではなく時にはディフェンスを突破しに走る事もあり、パスとランこのバランスをコントロールする事も必要です。
タックル
スタンドオフはタックルをする回数も多いです。
スタンドオフは密集に近い場所にいる為フォーワードの選手にタックルをする事もしばしばあります。その為、最近ではスタンドオフが激しいタックルをすることも増えてきています。
イングランドはスタンドオフにハードタックラーが多く、レジェンドであるジョニーウィルキンソンはキック・パスだけでなく超ハードタックラーとしても有名でした。
スタンドオフとしてレギュラーを目指すならばタックルも磨きましょう!
スタンドオフは別名あり!
スタンドオフは別名があります。
「フライハーフ」「ファイブエイス」「ファーストファイブ」と呼ばれる事もあるので雑学程度に覚えておきましょう。
スタンドオフとは|ラグビーのポジション役割解説まとめ
この記事ではスタンドオフについて解説させて頂きました。
スタンドオフはラグビーの試合では「司令塔」としてチームをひっぱります。
私が現役時代、監督が言っていたのは「試合に負ければスタンドオフのせい」それぐらい重要な役割りをになっています。
スタンドオフには色々なタイプの選手がいるのですが司令塔であるのは同じ!
スタンドオフの指揮の取り方に注目して見てください!