ラグビーのポジションのセンターは12番と13番のことを言います。
CTBとは、センタースリークォーターバックス(Center Three-quarter Back)の略です。
ではセンターの役割について解説していきましょう!
センターの渋さカッコよさを知ることができますよ!
ラグビーのポジション センターとは
センターは前述した通り、12番と13番のことを言います。
12番はインサイドセンター、13番はアウトサイドセンターと言います。
12番と13番で役割が異なります。
詳しく解説していきましょう!
インサイドセンターとは(12番)
インサイドセンターはスタンドオフに継ぐ第二の司令塔と言えます。
インサイドセンターの選手をイメージするといぶし銀で渋い選手が多いです。
平均的に何でもこなす安定感のある選手が多いので取り分け目立つプレーが多いわけではないですが、かなり身体能力が求められるポジションです。
特にスタンドオフはインサイドセンターが上手いと非常に試合を円滑に進められるため、スタンドオフの判断力やパススキル、フランカー並みのタックルが出来るのでより良い選手と言えるでしょう。
インサイドセンター選手紹介
私の個人的主観で良いインサイドセンターの選手を紹介していきます。
1.ライアン•クロッティ ニュージーランド代表
ニュージーランド代表でセンターといえばライアン•クロッティ選手です。
クロッティ選手アウトサイドセンターも出来ますが個人的にはインサイドセンターの時の方が好きです。
まさにザ•インサイドセンターという感じです。全てプレーをそつなくこなすベテラン感の溢れる選手です。
2.オーウェン•ファレル イングランド代表
イングランド代表キャプテンを務めるオーウェン•ファレル選手、スタンドオフとインサイドセンター両方をこなすためスタンドオフ並みのパスとキック、試合の展開を予測する力は一級品です。
さらに超強力なタックルはフォワードの選手を吹き飛ばすほど。
コンバージョンキックもこなす万能な選手です。
3.ダミアン・デアリエンディ 南アフリカ代表
ダミアン・デアリエンディ選手は何と言ってもその体の強さ。他のインサイドセンターに比べると激しいコンタクトプレーで目立つ選手です。
パスというイメージよりかは自らディフェンスの隙間を抜きに行くようなプレーが多く、タックルも激しい選手です。
4.サム・ケレビ オーストラリア代表
サム・ケレビ選手は身体能力の塊のような選手です。
プレーを見るとその異次元さに驚くと思います。体が強いので激しく目立つプレーをよく見ますが何といっても凄いのはディフェンスです。
ケレビ選手のタックルは見えないところでの頑張りがあって成り立つようなタックルが多いです。何でこんなところにいるの?!って思うようなところからタックルで飛んできます。是非注目してみて下さい。
このようにインサイドセンターは選手によってプレースタイルが異なるので自分の好きなタイプを見つけてみてください!
アウトサイドセンター(13番)とは
同じセンターですがインサイドセンターとは異なりアウトサイドセンターは、相手ディフェンスを突破する激しいプレーが特徴です。
アウトサイドセンターの選手は体の大きい選手や、筋肉バリバリな選手で体の強い選手が多いのが特徴です。
それだけではなく、ディフェンス時には相手のフルバックやウィングの選手と対峙することもあるのでスピードも必要とされるポジションです。
アウトサイドセンター選手紹介
1.マヌ・トゥイランギ イングランド代表
トゥイランギ選手はとにかく体がつくスピードも兼ね備えています。
特徴的なのはディフェンスの穴を突く嗅覚の鋭さ、スピードと強さを活かししばしばディフェンスを突破しチャンスを演出します。
19年ラグビーW杯でニュージーランドに勝利した立役者となった選手です。
2.マチュー・バスタローフランス代表
バスタロー選手はもはや規格外な強さ、理解不能な体の強さです。
身長185cm、体重120kgの巨漢で相手をなぎ倒します。
バスタロ選手は相手がいようがいまいがお構いなしに突進し、吹き飛ばしながら前進していくのでみている側は最高なエキサイティングだと思います。
3.ジャック・グッドヒュー ニュージーランド代表
グッドヒュー選手はダイナミックなプレーが特徴です。クロッティ選手とグッドヒュー選手がセンターで組んだ時はかなりインパクトがあります。
小技も上手く体が強いだけでなくテクニシャンな一面ももっているのが特徴です。
アウトサイドセンターはとにかく体の強さが売りです!!
見る時は是非圧倒的なコンタクトプレーに注目していきましょう!
センターとは|ラグビーのポジション役割解説まとめ
センターは12番と13番で役割が異なります。
選手紹介を交えて解説しましたがチームにより求められる特徴も様々です。
見る人はインサイドセンターとアウトサイドセンターの連携にも注目してみましょう!
もっとラグビーが楽しくなるはずです!