shutter stockより:September 20, 2019, Tokyo, Japan, Japanese volunteers at the 2019 Rugby World Cup in Japan at the Ajinamoto Stadium,Tokyo.
2019年に世界全土を感動させた日本でのラグビーワールドカップ2019。
本大会に於いて尽力されたボランティアの方々の満足度が非常に高いと話題になってます。
ラグビーワールドカップ(2019 in日本)のボランティア 驚愕の満足度
ラグビーワールドカップ(2019 in日本)のボランティアは満足度が89%というデータが日経新聞を通じて公益財団法人笹川スポーツ財団から発表されました。
このアンケートは約5,000人のボランティアの方々から頂いた回答とのことで、これだけ多くの前向きな回答が得られたラグビーワールドカップ2019の大成功さを改めて認識する事が出来ました。
ラグビーワールドカップ2019のボランティア内容とは?
ラグビーワールドカップ2019のボランティアについて、具体的な内容までを知らない人もいらっしゃるかもしれませんので、少しだけ公式サイトの情報も引用しながらまとめさせて頂きますね。
ボランティアをイメージすると、どうしても私達の目で直接見える、駅からスタジアムまでの誘導や、スタジアム内でのサポートを思い浮かべる人が多いと思われます。
けれど実はそれだけではなくて、シャトルバス近辺やパーキングエリアなどでも多くのボランティアの方々が、ラグビーワールドカップ2019のサポートを献身的にされていたんです。
下記図はラグビーワールドカップ2019日本大会の公式サイトに載っていたものです。
これだけしっかりと仕組みを作る事でスムーズにボランティア活動をする事が可能になりますし、結果的に多くのボランティアの方々が満足して頂ける結果に繋がりました。
東京五輪はラグビーワールドカップのボランティアを学べ!の記事
shutter stockより:Kaliningrad, Russia, April 17, 2019: U18 European Rugby Championship, Romanian players take to the pitch and are welcomed by volunteers.
これだけラグビーワールドカップが成功してしまったが故に、これからのスポーツイベントをはじめとしたボランティア活動はどうしてもラグビーワールドカップ2019と比べられがちになってしまいます。
東京五輪2020でボランティアを募っていたことに対して週刊誌(NEWSポストセブン)は
・批判多い2020東京五輪ボランティア募集 ラグビーW杯に学べ
というなかなか尖ったタイトルの記事を出してます。
御注意頂きたいことは、この記事は決して東京五輪を批判している訳ではありません。
いかにラグビーワールドカップのボランティアが素晴らしかったかに重きを置いて書かれてます。
参考にしたいのは、11月2日に幕を閉じたラグビーワールドカップだ。日本代表の快進撃で「にわかファン」が急増した同大会では、スタジアム内、会場への道中、最寄り駅などにおそろいのユニフォームを着たボランティアが陣取り、満面の笑顔で観客を迎えた。
「こうした人々をスポーツボランティアと呼びます」と語るのは、文教大学人間科学部の二宮雅也准教授だ。
-略-
だが今回のラグビーW杯を見て、「ボランティアって楽しいんだ」「ボランティアが笑顔を見せてもいいんだ」と気づかされた人も多いはずだ。
笑顔や楽しさは響き合って波及する。ボランティアと笑顔で接した観客は気分が盛り上がり、観客から「ありがとう」「サンキュー」と感謝を伝えられたボランティアは活動がますます楽しくなる。施す側と受ける側のポジティブな相互作用が「幸せな空間」をもたらす。
広い意味で11万人のスポーツボランティアが活動する東京五輪・パラリンピックに必要なのも、「自ら進んで笑顔や楽しさを提供するボランティア」ではないだろうか。
shutter stockより:September 20, 2019, Yokohama, Japan, The 2019 Rugby World Cup Pool A match between Japan and Russia at Ajinamoto Stadium,Tokyo.
普段、どうしてもネガティブな報道が多いイメージがある週刊誌も今回、ラグビーワールドカップに称賛の声を多く送られてましたね。
会社の中にラグビーファンが多いというのも理由の1つなのかもしれませんが、それだけ多くの国民の心を動かした確固たる痕跡です。
ラグビーワールドカップの感動をもう一度、いや、これから何度も味わうことが出来るようノーサイドTVでは引き続きラグビー界の動向ウォッチをしていきます。