ラグビーのルールでは重い反則を犯すとペナルティを課せられます。ペナルティを課せられた場合、相手チームはオプションを選び試合を再開することができます。では詳しく解説していきましょう。
ペナルティキックとは【オプション選べます/ラグビーのルール解説】
ラグビーは重い反則を犯した場合、ペナルティが課せられます。相手チームはペナルティが起きた地点から4つのオプションのうち1つを選択して試合を再開することができます。
(1)ペナルティキック(ボールが出てもマイボールになるタッチキック)
(2)ペナルティゴール
(3)スクラム
(4)タップ&ゴー
ペナルティキックとはこのオプションの1つです。
ペナルティキックとはタッチキックのこと
ラグビーはボールを蹴って外に蹴り出すことをタッチキックと言います。
通常のタッチキックは相手ボールのラインアウトで再開をしますが、ペナルティキックを選択しタッチキックを蹴った場合は自分たちのラインアウトから再開することができます。
加えて、通常のタッチキックは22mラインより外側からけるとダイレクトタッチとなり蹴った地点まで戻されてしまいますが、ペナルティーからのタッチキックは22mより外側から蹴ってもボールが出た地点からスタートすることができます。
・通常のタッチキックはプレー中に外に蹴り出すこと
・ペナルティキックは一度ペナルティで試合が止まり外に蹴り出すこと
と覚えれば分かりやすいでしょう。
【得点の手段】ペナルティキックとペナルティゴールは違うもの【点数を取る】
混乱しがちですが、ペナルティキックとペナルティゴールは別物です。
ペナルティゴールはゴールポストの間を狙う得点の手段です。決めれば点数3点をもらうことができます。
ちなみに、トライ後のゴールキックは2点なので間違えない様にしましょう。
記憶に新しい人も多いでしょう、五郎丸選手のルーティンでラグビーのゴールキックが有名になりました。
YouTubeのルール説明動画で変わったルーティンを紹介しているので是非ご覧ください。
ダイレクトタッチについても少し触れています。
・ペナルティキックはタッチキックで前進してラインアウトから再開しトライを取りに行くもの
・ペナルティゴールは直接ゴールを狙い得点を取りに行くもの
と覚えましょう!
ペナルティキックとフリーキックの違い
ラグビーのルールをややこしくしているものの一つ
ペナルティキックとフリーキック
これ本当にややこしいです。
フリーキックはペナルティキックと違い、22mラインより内側けるとダイレクトタッチとなってしまいます。
通常のタッチキックと同じ仕組みですがペナルティキックと同じ様に一度プレーが止まるので間違いやすいです。
一度プレーが止まってボールを蹴り出して相手ボールになった場合は、
あ、今のはフリーキックだったんだなくらいに思っておきましょう。
ペナルティキックはオプションの一つ!
ペナルティキックはペナルティのオプションの一つです!
実況だと、ペナルティが発生しプレーが止まった時、
「ここはタッチに出すようです。」なんて実況がつぶやいたりします。
それがペナルティタッチのことです。
ちょっとした知識ですが、知っておいて損はないですよ!