ラグビーの試合でボールを取る前にタックルをされ悶絶している選手を見た事があると思います。ラグビーのルールーではこれをアーリータックルという反則と言います。
ここではアーリータックルについて説明して行きましょう。
アーリータックルとは【ラグビーのルール解説】
アーリータックルとは、ボールを持つ前の選手にタックルをしてしまう反則の事を言います。
反則を起こしたチームにはペナルティーが与えられます。
アーリータックルはノーボールタックルの一つで、空中にいる選手やパスを受ける前の選手に対してよく起こる反則です。
アーリータックルが起きやすい状況は?
アーリタックルは、空中でボールを取りに行こうとしている選手に対し起きやすい反則です。
例えば、
・キックオフでボールを取りにジャンプした選手
・ハイパントで蹴り上げられたボールを取りにジャンプした選手
・浮いたパスを取る為にジャンプした選手
などボールを取る為にジャンプした相手選手が着地をする前にタックルに入ってしまう様な状況でよく起こります。
また、パスを受ける前の相手に対して起こる事もあります。
ラグビーは相手がパスを受けた瞬間を狙ってタックルに入る事がありますが、ボールの動きを確認していなかったり、タイミングが合わずにパスを受ける前にタックルをしてしまったりするとアーリータックルの反則となってしまいます。
アーリータックルをするとどうなる
ラグビーは怪我を防止する観点から、危険なプレーに対して重い罰を与えられる様になっています。
アーリータックルは、空中で身動きの取れない選手やまだボールを持ってぶつかる準備ができていない選手にタックルをする為、受け身を取る事が出来ず怪我をさせてしまう可能性が高い反則です。
その為、アーリータックルをしてしまうとペナルティーだけではなくシンビン(イエローカードで10分間の退場)を受ける事がほとんどです。
レフリーがより悪質であると判断した場合には、レッドカード(その試合は退場)になってしまう事もある為十分に気をつけなければいけない反則です。
アーリータックルをしないためにはどうする?
アーリータックルは、相手をしっかりと見ずにタックルをすると起きてしまいます。
・相手がジャンプをして着地したか
・パスを受けてちゃんとボールを持っているか、確認しながらプレーをしましょう。
タックルに入る時は頭が下がりがちです。顔を上げて相手を見ながらタックルに入りましょう。
結果的にナイスタックルに繋がりますよ!
アーリータックルのまとめ
アーリータックルは、相手に怪我をさせてしまう可能性のある非常に危険なプレーです。
ペナルティーだけでなく、シンビンや退場で一人少ない状態でプレーをしてしまう事になり、
チームをピンチにしてしまう原因の一つにもなります。
安全に楽しくラグビーをする為に、危険なプレーをしない意識を持ってタックルに入りましょう。