NZオールブラックスのオーストラリア/アルゼンチン戦連敗について

(画像はshutter stockよりダウンロード/MARSEILLE, FRANCE-OCTOBER 06 2007: australian rugby player holds the ball, during the match Australia vs England, of the Rugby World Cup, in Marseille.)

現在、トライネーションズが開催されているが11月7日のオーストラリア、11月14日のアルゼンチンの試合でニュージランドが連敗を喫した。

なんと、ニュージーランドが連敗するのは9年ぶりという事、その事実にも驚きです。

なぜ、ニュージランドが連敗を喫したのか運営者の個人的な主観を述べていきたいと思います。

11月14日 トライネーションズ オーストラリア vs ニュージランド

この試合、レッドカードが両チーム1枚づつ、イエローカードも2枚という波乱の呼ぶ試合となりました。
両チーム共に、メンバーにも大幅な変更がありニュージランドはアーロン・スミスとリッチー・モウンガを欠場させ、TJ・ペレナラとボーレン・バレットのハリケーンズコンビのハーフバッグ団で試合に挑み、センターもグッドヒューからラウマペにウィングには久しぶりにセブ・リースの先発に変更していました。

対するオーストラリアも、初キャップとなった大注目のフランカーのスウィントン、スタンドオフにはなんと制ポジションでは無いリース・ホッジを起用し、ウィングもトム・ライトが起用されました。

結果的に、スウィントンはレッドカードをもらうことになりましたが、ホッジとトム・ライトの起用が結果的にあたり、前節から先発で起用されたペタイアの活躍もあり勝利につながりました。

一方、ニュージランドは久しぶりのバレットのスタンドオフとスクラムハーフのペレナラがはまらず、全体的にミスが多くチーム全体としても余計なペナルティの多い試合となったと思います。

この試合後、ペレナラの評価が非常に悪く次節のアルゼンチン戦ではベンチ外となっていました。

とはいえ、ニュージランドはポジションとメンバー変更があろうが、今までは勝利を修めてきました。この試合はニュージランドのレッドカードを皮切りに試合の流れが傾き始め、かなり感情的にヒートアップする場面も多く見受けられました。
本当にニュージランドにしては珍しくペナルティとミスの多い試合となり、自滅な印象が強かったです。

個人的なMOM

個人的にこの試合のMOMはイエローカードをもらいましたが、オーストラリアのコロインベテです。

大事な場面での、超絶ナイスディフェンスは目を身はあるものがありました。この試合だけでなく、今季トライネーションズではコロインベテのディフェンス能力の高さは頭一つ抜けている気がします。
タックルの間合いの詰め、単純なタックルの強さ、何よりピンチへの嗅覚が鋭いのかバッキングはあらゆる場面で光っています。
大体バッキングしてタックルしているのがコロインベなので是非注目してみていただきたいです。

アルゼンチンとの試合については別で書こうと思いますが、この試合はアルゼンチンのディフェンス勝ちに尽きるかと思います。
我慢の末、3点を積み重ね続けた勝利はかなり見応えがありましたね。

運営者の独り言でした。

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