ノーボールタックルとは【殺人タックル/ラグビーのルール解説】

ラグビーのプレー中、ボールを持っていない選手がタックルをされるとどうなるか、そうめちゃめちゃ危険です。
ラグビーのルールではボールを持っていない選手へタックルすることをノーボールタックルと言います。

ノーボールタックルとは【殺人タックル/ラグビーのルール解説】

ノーボールタックルは、ボールを持っていない選手に対してタックルをしてしまう反則のことを言います。

試合中気をつけているとそうそう起こることではありませんが偶発的に起きてしまうこともあります。

別名殺人タックルと呼ばれるほど危険なタックルのため重い罰が与えられます。

海外ではデンジャラスタックルなんて言ったりします。

ノーボールタックルをするとどうなるか

ラグビーは怪我を防止する観点から、危険なプレーに対して重い罰を与えられる様になっています。
その為、ノーボールタックルをしてしまうとペナルティーだけではなくシンビン(イエローカードで10分間の退場)を受ける事がほとんどです。
レフリーがより悪質であると判断した場合には、レッドカード(その試合は退場)になってしまう事もある為十分に気をつけなければいけない反則です。

ペナルティを受けた場合はいづれかのオプションを選択できます。
(1)ペナルティキック(ボールが出てもマイボールになるタッチキック)
(2)ペナルティゴール
(3)スクラム
(4)タップ&ゴー

ノーボールタックルっていつ起きるの

ノーボールタックルは主に2つのタックルがあります。

レイトチャージ
パスやキックでボールを離した後の選手に対して入るタックル

アーリータックル
ボールを取る前の選手に対して入るタックル

いづれもタックルを受けた選手は自分がタックルを受ける準備をしていないため、怪我に繋がる可能性あり非常に危険です。

ノーボールタックル わざとじゃないのに・・・・

ラグビーはコンタクトスポーツですが、最初から相手を痛めつけようなんて思ってプレーしている人はいません。
ノーボールタックルはわざとではなく、偶然起こってしまうこともあります。

しかし、この様な危険なプレーは例えわざとで無かったとしても厳しく罰せられます。

そのためわざとではなくてもシンビンを受けてしまう可能性は非常に高いです。
もちろん悪質で回避できたと判断されればレッドカードがでてしまいます。

ノーボールタックルを回避する為には

ノーボールタックルはわざとでない場合、相手をしっかりと見ずにタックルしていることがほとんどです。

タックルに入る時は頭が下がりがちです。顔を上げて相手を見ながらタックルに入りましょう。
結果的にナイスタックルに繋がりますよ!

ノーボールタックルは危険!スポーツマンシップにのっとって!

いかなるスポーツでもスポーツマンシップを遵守することは超重要!

ラグビーの様なコンタクトプレーは相手を尊重する心が不可欠です。

もし、仮にムカつく相手がいてもノーボールタックルは禁止!

正々堂々ボール持っている相手に勝負をして行きましょう!

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