「マーク!!!」
ラグビーの試合中にこんな声を聞いたことありませんか?
マークと言いながらキックをキャッチすること、それがフェアキャッチを意味しています。詳しく解説しましょう。
フェアキャッチとは【大きな声でマーク!】
フェアキャッチとは、いくつかの条件が満たされた場合に認められます。
・キックされたボールをノーバウンドでキャッチする事、取り損ねはダメ
・22mラインの内側でキャッチする事
・キャッチする際にマークとレフリーに聞こえる声でいう事
フェアキャッチはピンチ脱出の強い味方!
フェアキャッチが認めらると、プレーが一旦止まりフリーキックの状態から試合を再開する事が出来ます。
フリーキックの場合、相手はキャッチした選手から10m後ろに下がらなければなりません。
フェアキャッチした選手はキャッチした場所からプレッシャーがない状態でタッチキックを蹴り返し自陣を脱出する事が出来ます。
もしフェアキャッチがなければどんどん敵の陣地にボールを蹴り込む事が成立してしまうのでラグビーはめちゃくちゃつまらなくなります。
特にフルバックやウイングの選手はよく使うので覚えておきましょう。
実は最近変わった!フェアキャッチのルール【昔は両足が条件だった】
実はフェアキャッチのルールは最近変わりました。
昔は両足を地面についてマークと言いながキャッチする必要がありました。
最近になり両足をついていなくとも例えばジャンプしながらマークと言いながらキャッチをしてもフェアキャッチが認められるように変わりました。
聞こえなければフェアキャッチにならないの?
レフリーに聞こえないとマークにならないと言いましたが、当然試合中スタジアムは熱狂の渦に包まれ観客の声援で声が聞き取れない状況はしばしばあります。
そんな時でもより確実にフェアキャッチ をアピールする方法があります。
それは、ボールキャッチと同時にガッツポーズをする事です。
イメージはこんな感じです。
キャッチできた事を喜んでいるわけではありません、フェアキャッチのアピールです笑。
このガッツポーズフェアキャッチする上ではかなり重要。
しっかりと押さえておきましょう。
バックスリーは要注意!!
バックスリーであるフルバックとウィングの選手は特にフェアキャッチをする場面が多いと思います。
ラグビー初心者のバックスリーの皆さんはこのフェアキャッチ是非覚えておきましょう。
マークと共にガッツポーズしてみれば風格が出てきますよ!
フェアキャッチを利用して、勝利を掴み取り、本当のガッツポーズを決めてやりましょう!
ノーサイドTVではラグビーをやる人/見る人/応戦する人全ての方々の役に立てるよう今後も情報を発信して参ります。引き続き宜しくお願い致します。