ラグビーを観戦中、オフザゲートという言葉を耳にして何それ?ってなった人は多いと思います。
オフサイドと何が違うの?ラグビーのルールでも超難関の一つでもあるオフザゲートについて解説して行きます!
オフザゲートとは【ラグビーのルール解説】
ラグビーではタックルが成立した時、目には見えないボックスというものが形成されています。
このボックスの面のことをゲートと言います。
タックルっていつ成立しているの?という疑問が浮かびますが、簡単に説明するとタックラーがボールキャリアーにパック(密着)した状態で地面に倒れた場合タックルは成立しています。
タックルについて詳しく知りたい方はこちら。
このボックスに対してアプローチする3人目以降の選手が横から侵入してしまうとオフザゲートの反則をとられてしまいます。
オフザゲートの反則をしたら何が起きる?
オフザゲートの反則をした場合には相手にペナルティが与えられます。
ペナルティをされた場合とは、
(1)ペナルティキック(ボールが出てもマイボールになるタッチキック)
(2)ペナルティゴール
(3)スクラム
(4)タップ&ゴー
などが選択可能な、レフリーが手を斜め上に挙げている時です。
逆に相手チームがオフザゲートをした場合には、相手がペナルティとなりこちらボールで上記(1)-(4)を選択する事が可能です。
オフザゲートはオフサイドとは違う
ラックやモールに横から入ることはオフザゲートではなくオフサイドです。
混乱しやすいのですが、オフザゲートはタックルが成立しない限り起こらない反則ということも抑えておきましょう!
オフザゲートは敵だけの反則ではない
ボックスは敵に対してだけではなく、見方に対しても形成されています。
すなわち、オフザゲートは敵に対してだけでなく、サポートに来た味方が横の面から侵入した場合にも反則がとられてしまいます。
オフザゲートは回避できる!
オフザゲートは、サポートに来た選手が横から入るのが悪い!と思う方が多いと思います。
確かに、ボックスを無視して侵入して来た選手は悪いのですが、ボールキャリアーの倒れ方が悪いとボックスの横が狭くなってしまいます。
つまり!
ボールキャリアーは相手がこのボックスに侵入しにくい様に倒れる、すなわちボックスの横が狭くなる様に倒れることで相手が侵入しにくい状況を作れるということです!
相手が侵入しにくい状況を作り出す為にはサポートにくる味方よりも前で真っ直ぐに倒れることが重要です。
逆に、タックラーに押し返される、いわゆる青天を食らうと味方が侵入できるゲートが狭くなる為不利な状況となってしまい、最悪マイボールでもオフザゲートの反則を犯し相手ボールになってしまいます。
オフザゲートはルールを理解する事が超重要!!
何事においてもルールを理解することは重要ですが、ラグビーは複雑なルールが多い為ぶっちゃけやっている側も100%理解できていなかったりします。
これ本当の話です・・・・。
オフザゲートは、理解をしていないと頻繁に起こる反則です。
逆を言えばルールをしっかりと理解していれば、それが武器になります。
超難関ルールですが、これを詳しく解説できればドヤ顔必至です!!!